Today's Bathtime Eurobeats Vol.386 | Welcome to Eurobeater Ryu's blog!

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「Today's Bathtime Eurobeats」シリーズと銘打って2018年まで更新してましたが、現在停止中。

たまーに何かしらのネタがあれば更新してこうと思います!

今週1週間を振り返ってみると、今週はなんといっても久々のキリ番である SEB Vol.240 のトラックリストが公開され、ユーロビーターの間では物議を醸しましたね。


コマメなユーロビーターさんなら既にチェック済みだと思われますが、改めてトラックリストの特徴を見てみると、


Disc 1
一言で表すなら「第2次 & 第3次ユーロ」、この言葉に限るでしょう。

実際にその通りで、一番古いもので31曲目の「Too Young To Fall In Love / Edo」、そして新しいものだとラストを飾る予定の「777 / Fastway」や47曲目の「Cyber Dance / Go Go Girls」…といった感じで、パラリストさんならもしかしたらコノ Disc 1 の最初から最後まで丸々踊れてしまうかもしれないといったレベルの選曲が目立ちます!


Disc 2
こちらを一言で表すなら「第3次 & 第4次+最新ユーロ」といったところでしょうか。

コノ Disc 2 では、古いものだと前回の「Have A Nice Day」のレビューでもお世話になった "Nuage" の大ヒット作品「Sunday」から、新しいものだと SEB Vol.236 収録の「Heartbeat Song / Speedmaster feat. Angelica」…といった範囲で、こちらも Disc 1 同様にパラリストさんなら丸々踊れてしまうような選曲になっています!


…というような感じで、どこか「聴かせる」というよりは「パラパラ向け」といった雰囲気のキリ番になりそうな予感を覗かせるトラックリストとなっているんですが、そんな中でも「これは!」と唸ってしまう楽曲もチラホラあります。


Disc 1 では「さすがにコレには振りはついていないだろう…」と思わせるマイナーな Time 作品「Lady Marmalade / Macho Gang」や、今回でキリ番初収録となるコチラも Time の「Boom Boom Baby / Niki Niki feat. Karen」等々。


そして Disc 2 では他の方も仰るようにノンストでは年次ベストでの登場程度だった、またまた Time の「Ready Forever / Chris Stanton」や、これに関してはいきなり年次ベストで初登場を果たした、SS の「Super Megastars / Niko & Domino」等々。



そして、今回の SEB Vol.240 では、なんと各 Disc に SS の名曲「Yesterday / Cherry」と「Night Of Fire / Niko」のEDMリミックスがボートラとして収録されます!


コレは聴かない限りは何も言えませんが、どうなるのか案外気になるかも…。



とはいえ、今回のキリ番では残念ながら1990年代層前半に生まれた名作ユーロたちは収録見送りとなってしまったようですね…。


個人的には、90's後半~now のユーロが好きということもあって今回のキリ番のトラックリストは非常に好みではあるんですが、さすがにユーロビーターだけのためのキリ番ではないので温故知新で様々なユーロの収録はしてほしかったかなと。



スイマセン、前フリがこんなにも長くなってしまって…w



ということで、今週聴いたユーロビートはコチラの楽曲たち!

8/7(日)
・Jumpin' Up / Angie Davies
・Music / Sophie
・Melodies Of Love / Helena
・Breakfast In Bed / Valentina

8/8(月)
・White Christmas / Sophie
・Born To Be Your Angel / Victoria
・I Just Called To Say I Love You / Valentina
・Waiting For You / Helena

8/9(火)
・Gonna Feel So Good / Margaret
・Love Desire / Macho Gang
・Forever Love / Harmony
・You / Angie Davies

8/10(水)
・Ez Do Dance / Helena
・Now Is The Time / Queen Of Times
・Far Away / Margaret
・Eternally(You Belong To Me)/ Rose

8/11(木)
・Satellite Love / Valentina
・Sweet Love & Passion / Alexis
・Night / Lisa Johnson
・Lonely Love / Sophie

8/12(金)
・In The Name Of Love / Sophie
・Mama / Margaret
・I Love You Like You Are / Valentina
・Harmony[Midi-Wave Remix]/ Valentina

8/13(土)
・Stay / Victoria
・Future World / Helena
・Only 4 Your Love / Sophie
・Love Is Always On My Mind / Sophie


参加レーベル
・Time Records


・A-Beat C Records



~今週のおススメ楽曲レビュー~



Night / Lisa Johnson
(S.Dall'Ora - L.Degani)
1997 Produced by Maiolini & Dall'Ora
レーベル:Time Records
ヴォーカリスト:Elena Ferretti
ユーロビート・フラッシュ Vol.18 収録


今回は Time Records から、Ferretti嬢 ヴォーカルの Time作品 の中でも特にマイナーな作品に属するであろう、EbF Vol.18 収録の "Lisa Johnson" 名義のコチラの曲を紹介。


もしかしてコレが初めての "Lisa Johnson" 名義の作品のレビューかな…?


やはり SEB を収穫する割合のほうがどうしても高くなるユーロビート界なので、EbF のほうに特に収録されている "Lisa Johnson" 作品っていうのにはなかなか手が届かなく、実際に最初にゲットしたコノ名義の作品は SEB Vol.98 の「Feel The Night」でしたから、それ応じてこの名義の作品のレビューにも手が届きませんでした。



そんな中で、自分が初めてゲットした EbF 収録の "Lisa Johnson" 作品というのが今回紹介する「Night」。


それもあってですかね、なんだかんだコノ作品には思い入れがあって、同時期の Ferretti嬢 作品を聴くときよりもコノ曲を聴くときのほうがどうしても聴き入ってしまいます。


EbF 収録だからというよく分からない「特別感」を勝手に持ってるからかなw



でも、もう1つ聴き入ってしまう理由として、「いつもの Ferretti嬢 作品とはどこか異なる雰囲気のメロディーや曲調が心地よい」というのもあります。


「Night / Lisa Johnson」と同時期作品にあたる作品を挙げてみても、「Sweet Love & Passion / Alexis」や「Lonely Love / Sophie」、「In The Name Of Love / Sophie」…といった感じで、哀愁作品が多めという印象を受けます。


ですが、そんな中でコノ「Night / Lisa Johnson」はそれらの曲のように表にハッキリと哀愁感を出しているわけではなく、むしろ聴いてて心地よくなるような爽快なメロディーやいつもよりも明るめな印象の Ferretti嬢 のヴォーカルが表に出ていて、その後ろで密かに哀愁感を出しているように感じます!



その雰囲気は最初の最初、曲の出だしから表れており、オーボエなのかクラリネットなのか分かりませんが、それららしきサウンドで奏でられる明るめで気持ちよいメロディーがそれを表しています。


その後に出てくる Ferretti嬢 の「ナァイ!」やサビ最後のフレーズなんかも出てきて、それによる相乗効果でより爽やかになります。



そしてリフ。


非常にスッキリした、そしてイントロから変わらずの爽やかな印象を受けるものになってます。


リフの叩き自体も、細々したようなものではなく流れるようなフレーズでこれまたスッキリしていていいんですよね~



そうこうしてると現れるのは Ferretti嬢 のヴォーカル。


個人的に一番のオススメはどうしてもサビですね。


Ferretti嬢 からしてみれば、今までより高音なパートなはずなんですが、そんなことも関係なくさすがプロと言わんばかりの曲にしっかりマッチした心地よいヴォーカルで、そんなヴォーカルだけでもなかなか感動してしまうのに、締めのサビ最後のリフパートまで伸びるヴォーカルでより一層感動してしまいます…w



ただ、そんな気持ちよく心地よく聴いているといつの間にかヴォーカルパートが終わってしまい、フィニッシュに移ってしまうんですが、切ないです。


Edit のせいなのか、あれだけ爽快だったのに雑に曲を終わらせる感じが「いきなり終わらせないで~…」となってしまいます。



そんなこんなでいつも通りの雑な感じで書いてみましたが、自分の語彙力の足りなさが改めて惜しく感じます。


書いてると「こういうことを表現したいのに、なんて言えばいいんだろう…」ってことがしばしあって、そのせいで内容がどっかいったりしてしまったり…。


まぁ、それはともかく、Time 発の哀愁をあまり目立たせない "Lisa Johnson" のこのナンバー、是非とも聴いてほしい1曲です!



ではまた来週~