今回の記事をもちまして3年近く続けてきましたブログを終了することに決めました。

 いつもイイネやコメントをくださった皆さんには感謝しています。ありがとうございました。

 そして、ずっと公言していたホームのレイクレコードをお見せすることができませんでした。
目標としていた3年以内にはまだ半年ありますが挑戦を続けることはできなくなりました。

3年という目標は自分を奮い立てるために。
30代最後の歳にたてたので43歳になったこの時までに今まで同様に手漕ぎのゴムボートでガチンコ勝負はできないだろうと思って立てた目標でした。



 バスに逢いにいくために自力でボートを漕ぐというこだわりがありました。
いろいろなやり方、狙い方もありますが限られた岸からの釣りよりも自分の手でバスを追いかけたいという気持ちからゴムボートという選択を選んだわけです。やってることはオカッパリの最高の奥義、藪漕ぎと一緒でした。

「手の届かないバスがいるなら届くところまで行く」

 限られた時間の中、自分の考えを立証すべく漕ぎ続けました。



 ボートで浮いてる時間は最高でした。

 ただ闇雲に浮いていても自分の逢いたい魚には出逢えない。
いろんなことを考えました。
常になにが変化しているのかをとらえるように。
魚が釣れたら、その時の状況を自分なりに分析して、なにがどうなった状態で条件が揃うのか?

 その読みでポイントを選んでいました。
時には朝の一発目から偶然の一発もありますが釣れた魚、釣れ方から逢いたいバスのポイント に狙いを定めていきます。

 狙い通りじゃなくっちゃ!!

そのやり方、考え方はあえて書きませんでした。
 自分で考え自分で魚を探すからこそ出逢いの喜びが大きくなるからです。

  できるだけ臨場感と興奮を読んでくれる方に伝えたい思いで書きました。



  本気で北川に挑むことで 魚との出逢いは増えました。

 出逢いにいくという気持ちより獲りにいくという気持ちが強くなっていることにある時、気づきました。

 


 今年の春に獲った魚です。北川での自己記録更新のバスでした。

出逢いでなく獲った。

どっちでも釣ったことは同じなのですが狙って獲れて嬉しいはずなのに急にしらけてしまったのです。

早くリリースするためにあらかじめ出してあるスケールのうえで長さを見て2キロ超えたかなってくらいから重さを計測して写真を撮ってすぐ逃がす。

 この間、2分くらい。

スーパーでのレジくらいたんたんとこなして。

 急になんだか虚しく思えてしまいました。


 そんな時、再び楽しさを取り戻せたのは去年からはまっていた羽根の釣り。



おれの宝物。うりさんとやすくんのソウルが入った由紀恵さん。

 そして絶好調の川蝉。


純粋に面白いのです。

 大好きなルアーでとれたら嬉しい。

 もう一度ルアーたちとバスに逢いにいこう。

 折れかけたテンションを再び立て直しましたが問題はおきました。

 長年のハード釣行でゴムボートも自分の腰も大分くたびれていたのです。

一度の釣行で10キロを超す移動、15時間は浮いてました。



 時にはこんなゴミを掻き分けたり。

 たくさんの想い出を作ってくれたボート。

 相棒はお前だけだよ。

お互いボロボロだからもう無理はしないけど勝負の時はお前といくからね。




 さて勝手にしんみりとしてしまいましたが6月24日は増水した北川に浮いてきました。

 

熊本のストロングスタイルのakiさんと一緒の釣行です。

 スロープまでやっと水があがってきたのでたくさんのボーターが集まりました。

 普段なかなかお目にかかれないバスボートにJBの選手の方たちと久々に戦場になった北川ダム。

一週間で15m近くあがり景色はまったく別になった。

 ゴミもたくさん浮いてたけど、やっとマイボートで大好きな北川 にこれたakiさんとやりたいことをするべく、その場所に船を走らせる。

 機動力を使ったボートの釣りは快適。

釣れる可能性のあるやり方はたくさんあるのですが、お互いにやりたいことで釣らないと嫌な俺たちはひたすらイメージを追いかける。

 一人で浮いてたら集中力がきれるくらいタフな状況。

2人であーだ、こーだ言いながら、バスを追います。

推理すること、条件が揃うタイミング。 見切りの付け方。

 おなじバサー同士の会話は熱くておもしろい。

  アメブロで知り合えたみんなのブログのなかでもたくさんの共感があってたくさんの感動をいただきました。

 俺もみなさんに感動をあたえることができたかな?!



好きなことをやり通して手にしたバスとの出逢いは最高です。

 一緒に喜んでくれる仲間の存在も大きい。

 わがままに気のむくままにこれからもあきらめずに夢の魚に挑みます。


 自分でも変わったなぁと思うのは自分の顔。

 こんな顔して笑うんだなぁって。


北川にはこんなに素敵なバスが大きな口をあけて待ってます。




俺は北川バサー。




いつだって感動と夢を追いかけるのさ。

 みんなありがとうございました。