気付いたらもう2015年も半分が過ぎようとしています…!ウェディングショップで6月といえばやっぱり思い出すのは「ジューン・ブライド」
EYMも6月挙式の花嫁さんからのご注文で賑わっています♪♪
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さて。
ジューン・ブライドですが、
私の大好きな歴史ネタなのでご紹介させてください♡
(私は大学で西洋古代史を専門にお勉強していました)
昔からなんとなく
「6月の花嫁は幸せになれる」
というお話は聞いたことがあるよね。
私がよく聞いていたジューン・ブライドの由来は、ローマ神話の女神Junoさんのお話。
Junoは“ユーノー”って読みます。
日本人がよく知っている神話はギリシア神話。
ゼウス
ヘラ
ポセイドン
ハデス
アポロン
・・・
聞いたこと有りますよね??
特に、女性問題の多いゼウスと恐妻ヘラのお話は割と有名なのではないかと思います。
漫画やゲームだとやたらイケメンに描かれるゼウスですが、現実はこんなもんです。
神話は各地や時代で別々に発生しましたが、おそらく元をたどると同じモデルから創られたと考えられています。
そんな理由もあり、ギリシア神話の神様、特に主神ゼウスとその妻ヘラは、他の神話でも同一視されている神様が多く居ます。
メジャーなところで、
・ゼウス:ギリシア神話
・ユピテル(ジュピター):ローマ神話
・太陽神アメン:(エジプト神話)
この辺りは同一視されています。
そして
フレイヤ
ヴィーナス
アフロディーテ
ヘラ
ユーノー
…は全員ひっくるめて元はメソポタミア神話の女神イシュタルが枝分かれしていったと考えられています。
神話の女神さまって、
美
豊穣
愛
結婚
出産
戦
正義
とか色々司っているのですが、イシュタルはそのほとんどを持っていました。
彼女をモデルに枝分かれしていった結果、各神話の女神はそのうちのいくつかを担当する女神として知られていきます。
ヴィーナスが愛と美~みたいに。
ここでようやくジューン・ブライドのJunoさんのお話に戻りますが、
ローマ神話のJunoさんはそのうちの「結婚」を司り、花嫁の女神として知られていきました。そして、彼女の守護する月が6月なのですね~。
西洋では日本とは違って6月は雨がほとんど降らない気候で結婚式が挙げやすく、このJunoの神話もあり「6月に結婚した花嫁は幸せになれる」といったお話が広まっていったとされています。
ちなみにJunoさん、
・英語では「ジューノウ (Juno)」
・フランス語では「ジュノン (Junon)」
・ラテン語では「ユーノー(Juno)」
・日本語では「ユノ(Yuno)」
と言います。
私のハンドルネーム「YUNO」と本名が違いすぎてよく笑われますが、歴史好きの私が結婚準備のブログを開始した際に付ける名前はコレ以外に思い浮かばなかったのです笑
今考えると、花嫁の女神の名前を自分につけるってどうよって思いますが笑、海外ではその女神のご加護が有りますようにという意味で、女神の名前を子供につけることも有るのでお許しください(・∀・)!!
とりあえず、EYMに来てくれた花嫁さんに、YUNOのご加護がおすそ分けできますように。笑
それでは、本日はこのへんで♡
ちなみに、ジューン・ブライドは女神Juno説の他にも諸説ありますが、残念な由来なので私はこちらを推します。
バチカンのJuno像。