みなさま、こんにちは(^-^)/
和泉沙夜です。

今回は、フェイスブックでリクエスト頂いた、電光石火ライブレポです~(≧∇≦)

CHAGE&ASKAが好きな方のみ、読んでくださいね(^-^)/

なお、本件に無関係と思われるコメントや、CHAGE&ASKAおよびASKAさんの悪口や批判コメントも承認せず削除させていただきますので、ご了承ください(^ ^)
(フィッシング系の人のコメントがウザいんですわ)

ちなみにコレはそのレポ本の表紙です(^ ^)
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【電光石火 ①】

   CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 【電光石火】が終盤を迎えた1999年10月27日。
 この日は、深夜から雷雨となった。それは、今回のツアータイトルにちなんで、まるで大阪へ2人が訪れた事を告げるように響いていた。
    そして、朝が訪れる。
   遠のいたとはいえ、未だ聞こえる雷の音。雨は止まない。しかし、それさえも似つかわしいように思えた、大阪公演初日。

   開場時間は午後5時半。
   水曜日ということもあり、なかなか客席は埋まらない。
   開演予定時刻である午後6時半を過ぎ、徐々に仕事を終えた者たちが集まってくる。
   観客席がほぼ埋まるまでの間に、何度CMが流れただろう。午後7時をいくらかまわった頃、大阪城ホール内の照明が落ちた。


   観客席から沸き起こる拍手と歓声の中、スクリーンに映像が映し出される。

   夜空に浮かび上がる蒼い月。その下には人工の星空のような街明かり。
   雷が、蒼く輝く。何度も。
   そして、街から灯りが消える。
   暗闇の中、雷だけが蒼く眩く輝き、轟く。
   そんな中、とある場所の窓の中に、CHAGE&ASKAのCDや本が散乱していた。
   レコードが回る。レコード針が接触して、光の中にある映像が映し出される。それは、2人の軌跡。デビュー以降、各地で行われてきたライブが甦る。
   これまで幾度となくライブ形態が変化してきた事が解る。ステージの構成、衣装ともに。
   懐かしさと共に、感情が高まってくる。
   そして、積み上げられたCDの山が机の上にあった。今までリリースされてきた2人のCD。その一番上にあるのは【ひとり咲き】。
   観客席から、どよめきと拍手が起こる。
   そして、ジャケットがアップになり、画面全体に20年前の2人が映し出される。そのポーズのまま、2人の姿が変化する。過去から現在へ。
   会場に「おおー!!」と感嘆が起こり、現在の姿になった2人は動き出す。歩み始める。
   ひときわ大きく雷が轟き、ステージを塞ぐ形で設置されていた3つのスクリーンの下部が、ステージへと引き上げられる。
   BLACK EYESの演奏が重なり、ステージが前へとスライドする。

   観客席から起こる拍手と歓声。
   いよいよ始まるのだ。3年ぶりのCHAGE&ASKAのライブが。
   今回のライブに関して、幕張プレビューから賛否両論がみられたが、今、この場においては、期待しているものばかりだった。
   1万人の期待を受けて、2人が現れる。いつもと同じように、上手からASKAが。下手からCHAGEが。
   スタッフからギターを受け取るCHAGE。ASKAはそのままマイクへと歩む。1万人の声援を受けて。

   曲は【WALK】。
   拍手と歓声が起こる。立ち上がり、そのまま聴いているもの、座ったまま聴いているものとスタイルは様々だ。数にして、半数ずつ。いや、おそらくバラードなだけに、座っていたものの方が多かっただろう。

   歌い終わると同時に起こる拍手と歓声の中、二、三歩下がり45度のお辞儀をする2人。現す意思は【感謝】。
   しばしの後に上体を起こし、再度前へ進む。ASKAがスタッフよりギターを受け取り、曲調が一転する。
   敏感にそれを感じ取り、先ほどは座っていた観客も立ち上がり始める。身体でリズムをとりながら、手拍子を打つ。
   ステージの2人は、左足でリズムをとりながら歌い始める。アレンジされた【HOTEL】を。
   
   演奏は、途切れることなく【higher ground】【swear】へと続く。
   【swear】の前奏が始まったと思った途端、途切れるメロディー。
   そして、ASKAが一歩前へ進み出た。両腕をいっぱいに広げて。口に登る科白は、恒例のモノ。
「待たせたねぇ~!!」
   歓声と拍手が渦巻く会場で、メロディーが再び流れ出す。そのメロディーにCHAGEの声が重なり、会場は再び静寂に帰る。

   【swear】の後は、アレンジされた【終章ーエピローグー】。CHAGEはスタッフにギターを預け、ASKAとBLACK EYESの演奏の中、歌詞を紡ぐ。
   歌い終え、2人深くお辞儀をする。歓声と拍手の中。

   ステージの照明が一度落ち、再度2人にスポットライトがあたる。

   最初に口を開いたのは、いつも通りASKA。
「ようこそ~!お久しぶりだね~!」
   ASKAの言葉に、観客は素直に反応する。
「久しぶり~!!!」
「CHAGE&ASKAとしては、3年ぶりです。」
   続けるASKAに、応える観客。
「長かったよ~!!!」
「待ってたよ~!!!」
   同じような内容の科白が各所から飛び交う。ステージの2人と観客は、言葉を交わしながらMCが進む。他の会場でも同レベルなのか、はたまた大阪は、格別にその頻度が高いのか、解らないが大阪では2人とも観客との会話を楽しんでいる節がある。
「その3年間の間、お互いにひたすらソロに打ち込んでいました。でもね、それは今回この【NO DOUGHT】を創って、この為に必要なソロだったと思います。だから、長かったかも知れないけど、そこらへんは今回のアルバムを聴いてもらえたらね、解ると思いますので。ホントにね、2人で来るのは久しぶりの大阪です。もちろん、今回は久しぶりにBLACK EYESも来ています。今日は最後まで楽しんで行って下さい。どうもありがとう!」
   言い終え、一礼する。同時に起こる拍手。
   そして、曲が流れ出す。【好きになる】のメロディーが。そのまま曲は【two of us】へと繋がる。ステージは蒼い光に包まれ、その中で2人が歌う。

【②に続く】