最近、「とと姉ちゃん」で注目を集めている
花森安治氏(暮らしの手帖、初代編集長)に、
はまっています。
マルチな才能にも、仕事ぶりにも、
その美しい作品の数々にも。
こんにちは。
小田愛弓です。
いや〜〜、、、なんでも取っておく姑様に、
初めて、
「取っておいて欲しかった!!」と
感じた雑誌です。ヘ(゚∀゚*)ノ
ところがまた、中身の記事も興味深い。。)
特集記事で読んだ彼の言葉 ↓
『おそらく、一つの内閣を変えるよりも、
一つの家のみそ汁の
作り方を変えることの方が、
ずっとむつかしいにちがいない。』
(毎日の生活をより良くすることの大切さ、
そして困難さ。その二つを心に刻んで
『暮らしの手帖』は出発した。注釈、穂村弘)
花森氏の言葉にコクコク頷きながら思ふ。
*\(^o^)/*
色んな事が起こり、色んな味わいの混じる
日々の生活。その中に、ひとの美学を見たい
その人の美学をみるとき、世界に灯がともる
なぁ、と。
花森氏の言葉の真意とは
ズレるかもしれません。
ふと、自分の場合を思ったのです。
嫁姑戦争、とよく「対立の構図」で
言われますが…(⌒-⌒; )
対立と言うか、
おたがいの
母から受け継いだ価値観、あるいはやり方
若しくは家と家の伝統、の「ぶつかり稽古」
だと思うのです。
(お互いに胸を貸してもらって、
言いたい事を言える場所。真の家族になる為の
通過儀礼。)
そのぶつかり稽古の最中にも、
相手の美学をわたしは見たい。
価値観、とか
文化の相違、と言われると
わたしとは違う!と思ってしまうけれど
それを
あゝコレがこの人の美学なんだと見る時、
同じ「ひととして」尊重してもいい、か
と(あくまでも上から目線、笑 ( ̄▽ ̄))
素直なわたしになるから不思議。
わたしの世界にポッと灯がともる。
「美しさ」って大切だなぁと思います。
価値観を単に「美学」と言葉を置き換えた、
まやかし
ではありませんよ。
人の中に、精神性や心のなかに
「美しい部分」をみる。
わたしはそこを意図しているんだと思います。
(思います、って他人事のような表現、
無意識のうちですからね。)
「美学」ですから、
敵も味方もなく、
相手の美意識に対して
わたしも
自然と心がひらいてくる。
自分が賛成、反対にかかわらず
ひとの「美しき信念」を
「共有」してみたくなる。
それが、対立や自己主張から離れた、
心にともる灯り。
戦の前に、刀を置いて丸腰で一服いただく。
茶人のような心持ちですかね。
(茶人のフリして、違うけども。笑)
三 (/ ^^)/
ひとつ前の記事で頂いた、
【kokoroの杜♫】お客様の感想の中に
『楽しみながら生活しているような印象が
あります。色々なことがある中で、どのように
気持ちを維持できているのか、秘訣のようなもの
があるのか、そこが謎。その自由さはどこから?』
とありましたので、その答えの1つにも
なるのかなぁ〜〜 と思います。
美しいもの、
楽しいもの、
が大好きな自由なひとです
(だから、絵本も大好き)
花森安治さん、ますます大注目ですな!
展覧会も決定しているようです。
2017年2月11日(土)〜4月9日(日)
まだ先だけど、観に行こう
会場は、表紙原画などが寄贈されて保管されている、世田谷美術館です。