小野哲平@yen_town1014
ブログにも書きましたが６年以上続けてきたアメブロをやめます。只のブログの引っ越しなので何とも思ってなかったのですが「やめる」と投稿したあとで寂しくなってきました。今のブログには言葉では言い尽くせない思い出だらけです。最後の記事は長く書きます。
2018年11月01日 22:43
昨日の投稿とTwitterでも宣言したとおり、このブログは今日で卒業します。
２０１２年に開設してからここまで沢山の思い出があります。
毎日更新していたこともあれば、何日も放置していたり、
それでも皆様との交流の場として活動してくれました。
先日の「人生を考える」でも書きましたが、僕はこのままじゃいけないと強く思っているわけです。
皆平等に時間が流れていくなかで僕だけがずっと停滞している気がするんです。
正確には毎年少しずつ前進しているのですが、どうもその歩みが遅いんじゃないかと。
あと純粋に夢の形が変わってきています。
小さい頃から役者に憧れてここまで数限りないモノを犠牲にしてきました。
でも、世の中って本当に想像以上に広くて、一度の人生じゃ遊び尽くせないと思うんです。
役者で大成することはもちろん夢だけど、それだけじゃなくて、
もっと広い世界を見たいと僕は思いました。
たぶんこのままだと、僕はずっとこのままです。
そこで今の自分に何ができるかをもう一度考えました。
何が出来るか、というよりどんな可能性があるのか。
今は出来なくてもどの分野なら可能性があるのか。
それを見極めるのも自分のチカラです。
それで出した結論は、書くことです。
もちろん僕は役者としての自分にも自信があります。
人生の一番多くの時間を役者としてのチカラの向上に費やしてきました。
でも役者って基本失業してるのが前提の職業なんです。
関係各社にアピールして声が掛かるまで待つ。ひとつ仕事が終わったら次の仕事が来るまで待つ。
少ない椅子を取り合って皆が色んなアピールをする。
僕は思いました。
向いてねぇな・・・
例えば映画監督のワークショップとかに行って芝居を見せる。
実力があれば使ってもらえる。
確かにそうです。
でも正確にはその実力の尺度はその監督が決めるんです。
５０メートル何秒で走れたら凄い、みたいに明確な線引きがない世界なんです。
つまり評価基準は常に他人が持ってる。
それに合わせて自分を毎回変える。
映画監督とか演出家ってのはアーティストですから皆価値観が違います。
極論Aには１００点の芝居がBには０点なんです。
それってどうなんだろう。
僕は、僕が１００点だと思う芝居で生きていきたい。
誰かにハンドルを握られ続けるのが嫌だと思いました。
つまり僕は、僕が作る作品や、僕が凄いと思う仲間と芝居が作れて、
それで生きていければ十分なんです。
必要なのはお金と能力です。稼ぐ力。生み出すチカラ。
優しい言葉をくれても誰も他人の人生なんて背負いたくありません。
これは３３年生きてきた僕が自信持って言える現実です。
だから僕は自分で生きていくチカラを身につけようと思いました。
会社勤めやアルバイトで「時間とお金を交換」するのではなく自分のチカラで、
お金を稼ぎたいと思いました。
以前も書きましたが僕の父親が商売人なのです。
「お前は役者には向いてないけど、プロデューサーには向いてるよ」
何年にも渡って言われ続けて、その度に必死で否定していた言葉に、
自分の思考で辿り着いてしまいました。
悔しいけど、親は偉大です。
話があっちこっちに飛んでるような気もしますが、お許しください。
何せアメブロ最後の記事ですから。
僕はこれから俳優兼ブロガーとして活動します。
「お前は誰だ」と鏡に向かって問いかけたとき、「俳優だ」と胸張って言えるのか。
たまにしか舞台やテレビに出てない状態で「俳優だ」って言えるのか。
僕は言えない。自覚はあるし謙遜してるわけでもなく、僕は言えない。
ただ僕は「ブロガー」になるんだと思ったとき、すんなり自分の中で落ち着くところがあったのです。
僕は書きたい。書き続けたい。それで作品を発表したい。
当然ブロガーなので書くことでの「収入」も狙います。
そのリアルな報告も次のブログで随時できればと思います。
独自ドメインも取得しました。
僕は本気です。
間違ってほしくないのは僕は俳優をやめてません。
夢の形が増えただけです。
これは喜ばしいことだと思います。
今まで沢山の方がこのブログを訪れてくれました。
本当に本当にありがとうございます。
大切なお願いがひとつあります。
次のブログはこれまでのブログの１００万倍面白いです。
なのでこれまで以上に僕を応援してください。
ブログを読んでくれることが一番の応援です。
そして僕みたいな人間がいることを広めてください。
僕は腐りません。逃げません。
次のブログのタイトルはそのまま、
です。URLはonoteppei.com(おのてっぺいドットコム)。
すでに幾つか記事を投稿してるのでクリックついでに読んでいってください。
まだ広告はないので僕の収入にはなりませんが。泣
長々と書きましたが、これでおしまいにします。
明日からは別のブログでお会いしましょう。
恒例の言葉もここでは最後になりました。
アメブロ！今まで思い出をありがとうございました！！！
先へ、果てへ
小野哲平