最北の地で生まれたご縁 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

最北の地で生まれたご縁

利尻島最後の日の夜。
利尻島の地のものをいただきに、居酒屋「かもめ」に。




昆布焼き。



生まれて初めて食べた。
昆布って焼くとこんなにもおいしいのか。
もし禁酒中じゃなかったら、きっと焼酎に合うだろうな。



さんまの刺身。



ルイベ。
これもおいしかったな。




もちろんさんま焼きも。



炭火の焼きたてだから最高。



めかぶのおじや。



これも生まれて初めて食べたけど、すごくおいしかった。



どれもこれもとても素朴で美味しかった。




利尻島、あっという間だったけど、今日で最後。
いい所だったけど、たぶんもう来ることは無いし、特に未練もないな。





そう思い、お食事の会計をしていたら、カウンターで飲んでいた人に話しかけられた。




「仕事か何かでで一時的に利尻に来てるの?」
「え?仕事とかじゃなく、この季節に観光で訪れてきたの??」




「ちょっと隣に座って、ごちそうするから飲みなさい。」




聞くと、利尻町の前町長さんだという。
なんとお店の大将も利尻観光協会会長兼町議会議員さんだそうで、オフシーズンに訪れた自分を皆さん大歓迎してくださった。





最後は結局こうなりました。


お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、がいる田舎に帰って来た息子バリに(笑)。

本当にこの島の人たちは温かい。。。



心まで温かくなり、ホテルまで帰り着くやいなや、先ほどの元町長さんが二次会行こう!とお誘いに迎えに来てくださった(笑)。
5分前にお別れのご挨拶したばかりなのに(笑)!



断る理由は何もない。
ただ残念ながら自分が試合前で禁酒モードですので、、、と喫茶店へ。



そこに先ほどの観光協会会長さんである大将や、漁業組合の理事のかたたちも合流し、なぜか「島のVIPの方々 with 甲斐拓也 」状態で大盛り上がりの夜に。



そちらでもまたご馳走になり、皆さんいろいろ大変良くしてくださった。



次回来た時は漁船に乗って漁に出よう!
うまい魚食べよう!
ウニもとりにいこう!




いつしか自分のことを旧知の親友のように接してくれる。
つい2時間前は、もう利尻島には来ることはないだろうなと思っていたのに。。。
もはや、皆様にいただいた真心で、自分の気持ちは2時間前とは正反対に。



「また来年も皆様にお会いしに必ず伺います!」
一人一人とガッチリ握手させていただき、そう約束した。



利尻島、最高シーズンは夏だという。
ウニをはじめとしたたくさんの新鮮な海産物。
壮大な利尻富士。
そしてそこに咲き乱れる綺麗な花々。
それを求めて多くの人が夏にこの島を訪れるという。



それもいい。
だけど、そんなことなんてなくても、別に夏だって冬だっていいんだ、このかたたちにお会いしにこられれば。
その目的だけでもまた来たい!




最北の地でいただいたこのご縁に感謝。。。