azure bicycle
ダナ・キャラン・ニューヨークの 「DKNY」 をいつもドンキーと読んでしまいます。
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ブログ移転しました。

はてなダイアリーの方に引っ越しました。
azure bicycleです。

やっていること、そして更新頻度に低さも変わらないんですが、よろしくお願いします。

空色の自転車 買うよ

長門有希2

 驚愕が出るまでは分裂を読むのは我慢していたんですが、長門分をどうしても補給したくなり、読んでしまいました。
 やっぱり、のいぢは過ごすぎー。九曜の正面絵のあのインパクト! 佐々木さんはもうちょっと凄さがあっても良かったかな。
 このストーリーのラストには佐々木さんが必ず叫ぶことになるだろうと思うのですが、その台詞の選択が難しいなあと、そんな展開でしたね。
 アニメ化のあとに、こんな映像化が難しいトリック表現を使う作者がとても好きです。あと、長門分は大いに不足したままですっ。

 今日は花火大会に行って参りました。初めて花火をあんなに間近に見たんですが、大感動でした。でも、疲れすぎますね、ちょっと(笑)。

 ニコニコ動画でカラオケを歌ってアップしてる人が多いですけど、みんな上手くてビビリますねー。(V)・∀・(V)かにぱん さんのファンです。

 アンタッチャブルの柴田のブログがお腹抱えて笑えます。やっぱりチャブが一番好きです。

melancholy

長門有希

 たった今、日本が負けたー。毎回思うんだけれど、とある選手が酷すぎる。競られないなら、他の対処法があるだろうが、と数年前から思っているんですが…。

 仕事を変えました。

 なにはともあれ、長門です。一巻を読んだ時点ではこのシリーズには少し否定的だったのですが、続刊を読むうちにまあ、ハマりました。作者の突然の作家性の発露とかキャラクタによる再生産とかはまだ余り馴染めませんが、好きなものは仕様がないですよね!
 二次元界隈の定番の病巣として、すべてを知りたがる、ということはほどほどにしないといけないと自戒はしていますが…。

 夏目漱石、ディケンズ、田辺聖子あたりを読んでいます。やっぱり漱石は 「夢十夜」 が出色の出来だと思いますね。すごい。
 
 いつ以来の更新なんだろう…。いろいろ頑張ります。

巫女




ラーゲルクヴィスト, 山下 泰文
巫女

 山のあばら家から,老いた目でデルフォイを見下ろす1人の巫女。苛酷な運命に弄ばれ、さすらいながら神を問いただす男にむかって巫女が物語る数奇な身の上、神殿の謎、狂気の群集、息子の正体-神とはなにか、人間とはなにか。ノーベル文学賞 『バラバ』 に次ぐスウェーデン文学の巨匠の、悪と崇高と愛にささげた傑作小説。

 ノーベル文学賞受賞者でありながら、日本ではなかなかその作品を読むことが難しい、ラーゲルクヴィスト。岩波で 「バラバ」 「巫女」 は手に入りやすいですが、それ以外だとノーベル賞文学全集ぐらいしかないんでしょうかね。私が探し出せる限りはすべて読んだのですが、まだいろいろあるのかも。

 神は確かに存在する。ならば、その性質に思いを馳せたときにいったいそれはどんな形をしているのでしょうか。全知全能と果てなき優しさは同義ではなかったとしたら。
 そして神には感情があった! つまりそこには存在としての差違があるということであり、それを許容することが信仰者には出来るのか、もしくはそれでもまだ崇められるのか。そんなテーマを、深く深く描いていきます。

 読み手の道徳を揺るがす力を持った、とても恐ろしい一冊だったと思います。是非手に取ってもらいたいです。
 

預言者ピッピ (1)



地下沢 中也
預言者ピッピ 1 (1)

 テーマは、パンドラの箱です。
 ゼウスから絶対に開けてはならないと云われ受け取った箱をパンドラは開けてしまい、箱からはあらゆる災いが世界に広がっていってしまう。パンドラはあわてて箱を閉めて何とか災いの一つだけは出ていってしまうのを防ぐ。それが、未来を知る力だったため、人類には希望が残されたのだった。

 では、その未来を知る力さえも世界に解き放たれたとき、いったいなにが起こるのか。それがこの物語の中心です。
 まだまだ物語は序章なので狂乱した世界のまま進んでいますが、いつしか希望は消え去ってしまったとき、預言者ピッピにはいったいどんな光景が見えてしまうんでしょうか。その絶望の凄まじさを想像するだけでゾクゾクしてきます。

 初回がComic Cueに載ったのが1999年。1巻出るのにどんだけかかってるんだって話ですが、じゃあ2巻が読めるのはいったいいつに…。
 
 1巻出ただけで云えるわけないんですが、云っちゃいますよ、大傑作です!どうかガンガンに売れまくって欲しい。でも2巻が出る頃はこのブログ、無いでしょうねえ(笑)。
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