管理釣り場の元管理人の管理釣り場四方山話⑧ | 蜂坊主のブログ

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管理釣り場の元管理人の

管理釣り場四方山話⑧

四方山話シリーズも8話目に成りました。

今回のお題は

『放流』 です。

管理人として働いていた時に

お客様に一番聞かれたのが

放流は有りますか?

放流は何時ですか? でした。



放流魚は釣れる?


果たしてそうなのでしょうか?


何言ってるの?放流魚は釣れるでしょう!

と思われている方がほとんどですね!

しかしながら放流魚が釣れるとは限らないんです。


大量放流されてもまったくと言って良いほど

放流効果がなかった!

そんな経験は無いですか?



放流効果の無い放流とは?

放流された魚が放流された水環境にマッチしなかった(馴染まなかった)

と言う理由が一番です。

水質が違った

水温差が激しかった

etc.


特に顕著なのが養魚場さんからトラックで運んでもらっての直接放流が効果がなかなか出ずらいです。

運搬時のストレスも加わりますからね!


目の前でトラック放流されると

期待感が高揚しますが…演出としては最高です。


水に馴染んでくれれば喰い出すのですが…

当日の効果が、ほとんど無い場合も有ります。


ポンドと放流用の魚のストック池が

同じ水の管理釣り場の方が

放流効果が出ますので

管理釣り場を選ぶ基準にされると

良いと思います。


さてここで放流の良い所、悪い所を考察してみましょう!

放流の良い所

・釣り人のモチベーションアップ

・疑似餌を見ていないフレッシュな魚

・暫く回遊する

・既存魚も動く

・疑似餌の速い動きに反応する

では放流の悪い所は?

・棚が変わる

・派手なカラー、速いリトリーブで既存魚がスレる

・場所によっては魚がいなくなる(放流魚の回遊につられて既存魚が移動してしまう)


放流と言うと良いイメージが優先されがちですが悪い所も有るんです。

放流魚よりも既存魚の方が圧倒的に多いですので、せっかく把握した棚が変わるのはまた一から探り出さないといけなくなります。

水がクリアーなポンドだと活発にスクーリングしている放流魚が確認出来て棚をアジャストしやすいですが、マッディだと魚が見えませんので放流狩りに失敗する事に成ってしまう事も有ります。

放流に頼らずに既存の魚が喰う棚をしっかりと把握して釣果を伸ばす様に普段から心掛けておいた方が良いと思います。


多分、皆さんが聞きたい事で放流の量は?の声が上がると思います。

知りたいですよね?

σ(^_^)が管理人として放流していた量は

その日に持ち帰りされるだろう魚の量を放流の基準にしてプラスαして放流していました。
(プラスαは、リリースミスで死んでしまう量や翌朝反応する様にです。)

ポンドの魚の量をなるべく一定に成るように管理していました。

ポンドにいる魚の量が少ないと

疑似餌への反応も悪く成ってしまいますからね!

リリースされる魚は、死なない様に手で触らずに優しくリリースしてくださいね!


管理釣り場の元管理人の

管理釣り場四方山話

今回の話で、一端お休みします。


では、またね(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪