Best practices for C&R recreational fisherie | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

より良いC&Rの為に英文記事ですが、皆さんに読んで欲しい内容の記事の紹介です。

興味が有っても英文記事ですので読まれない方もいらっしゃいますので

意訳ですいませんが、少し日本語解説をしてご案内します。

 

   ↓    元サイトです  ↓

リリースの前に魚が回復しているか?(Fish reflex tests)

4つのプラクティスにて合否判定してリリースする方法が書かれています。

(英文は keepemwet.org のHPの記事より引用しています)

1. Escape response  (逃避反応)

How to do it: With the fish in the water in a net or livewell (scientific holding pen shown here), approach the fish from behind and grab at its tail. Observe if the fish attempts to escape.

"やり方:ネットまたは生簀の水に魚を入れて魚の後ろから、その尾をつかもうとしてください。魚が逃げようとするかどうか注意して見てください。"

What it means: If a fish doesn’t try to swim away it fails this test, has at least some level of impairment and could be at risk of mortality - other tests will provide further insights.

"それが意味するもの: 魚が離れて泳ごうとしないならば、それはこのテストに落第して、少なくとも数レベルの障害があって、死亡の危険にさらされています-他のテストは更なる洞察を提供します。"

2. Righting response (通常反応)

How to do it: Flip the fish upside down (belly up) in the water and let go. Observe if the fish rights itself within 5 seconds.

"やり方:水の中に逆さまに魚を入れてください(腹を上に)、反転して(逆さまから正常に)泳いで行くならリリースしてください。魚が5秒以内に立ち直る(逆さまから正常に)かどうか注意して見てください。"

What it means: If a fish cannot right itself within five seconds it fails this test, and is in poor condition and at risk for mortality.

"それが意味するもの:魚が5秒以内に立ち直ることができない(腹を上にしたまま)ならば、それはこのテストに落第しています、ひどい状態にあって死亡の危険があります。"

3. Regular ventilation (規則的なエラの動き)

 How to do it: Holding the fish in the water, observe for regular, consistent ventilation (opening and closing) of the operculum (gill plates).

"やり方:水の中で魚を支えて、蓋(えら)の規則的な一貫した動き(開閉)を観察してください。"

 What it means: If a fish isn’t ventilating at regular intervals, it fails this test, and is highly impaired and at high risk for mortality.

"それが意味するもの:魚が規則的な間隔でエラを開閉していないならば、それはこのテストに落第していて、非常に弱っていて死亡の危険性が高いです。"

4. Eye tracking (眼の動き)

How to do it: Holding the fish in water, roll the fish side-to-side, observing whether its eye(s) remain level (passes test), or roll with the body (fails test).

"やり方:水の中で魚を支えて、魚の眼の動きを注意して見ながら魚を左右に傾けて、その目が垂直(テストに合格)かどうか、体とともに動かない(テストに落第)か見てください。"

 What it means: If a fish fails this test, it is highly impaired and at very high risk of mortality

"それが意味するもの:魚がこのテストに落第するならば、それは非常に弱っていて、非常に死亡率の高い危険性です)

 

リリースまでの流れの相関図です

keepemwet.orgのHPの記事より引用

    ↓                                        ↓

1の逃避反応テストに合格ならそのままリリース

不合格なら2の通常反応に進み合否判断

合格ならリリースして不合格なら3の規則的なエラの動きのテストに進みます

 

合格ならretain with minimal handling ”最小限の支えで取り扱う”

「ここでのhandling”ハンドリング”の意味は保持するですがgripping(握る)では無いですので

holding(保持する)支えると意訳しました。

ぎゅっと魚を握らずに魚の背を上にして最小限の力で水中に保持すると意訳しました。」

 

水中でそっと支えて魚の回復を待ち2のテストに戻って合格したらリリース

不合格ならまた3に進む流れです。

2の判定で不合格して更に3の判定で不合格なら最終の4のテストに進みます

4のテストでは合否共に関係なく魚の状況を確認したら

水中でそっと支えて魚の回復を待ち2のテストに戻って合格したらリリース

不合格ならまた3に進む流れです。

 

σ(o^_^o)は、4のEye tracking 魚の眼の動きで確認しています。

魚を横に向けて眼が水面と同じ水平ならOUTです。

低酸素状態で脳が機能していません。

よく言われる完全に眼が逝っちゃっている状態の魚を蘇生しても

低酸素症で脳にダメージが残り生存率は著しく下がります。

魚の脳が機能していれば水面に対して眼が垂直を保とうとしています。

 

 

サイト文中にusing best practices - see this paper for an overviewの所のsee thisにBest practices for catch and release recreational fisheries angling tools and tacticsと言うpdf資料が有ります。

13pに及び詳細に記載されていますので一読して頂ければ…(英文ですが)

Best practices for catch and release recreational fisheries angling tools and tactics のpdf資料

 

これの日本語Verが有れば、読んだ方の意識が変わるのでは?と思いました。

それ程詳細で充実した内容です。

この英文pdfの翻訳は、文章が多いのと専門的な単語もあり

詳細文のリンクも多数有りますのでσ(o^_^o)には無理です。

どなたか…

とは言え英文が読めない、あまり得意ではなくてもより良いC&Rに興味が有る方は、グーグル翻訳やその他のWebサービスの機械翻訳で一度は目を通してみてください。

最近の自動翻訳は、かなり読めますので!

今回ご案内した

Keepemwet Fishing さんのインスタグラムは

 ↓     こちらです     ↓

Facebook Page は

 ↓       こちらです     ↓

 

最後に手で持たれてリリースされた魚のその後の一例を動画でご覧ください

 
※動画は以前に管理人を務めていた管理釣り場にて撮影した物です。
魚は60cmクラスのスチールヘッド 2kgオーバー
閉鎖水域だからこそ手で持たれてリリースされた魚のその後が判ります。
白カビが生えた所は手で持たれて火傷を負った所です。
清流なら白カビが生えないと思っている方、白カビは綺麗な水にしか居ません。
尾鰭を持つと尾鰭が腐り落ちます。
頭をつかむ方、頭部に生えた白カビは、やがて脳を侵します。目に触れれば失明します。
お腹を持つ方、内臓が火傷で侵されます。
前ヒレ付近を持つ方、前ヒレは腐り落ち、心臓にダメージを与えます。
ラバーネット越しに魚を掴んで写真を撮ると魚に触れている所は、火傷を負っています。※

URL: youtu.be

白カビが生える原因や白カビとは何なのか?

白カビが魚に生えると魚にどの様な影響が出るのか?

調べて以前にブログ記事にしました。

宜しければ、ご覧頂ければ幸いです。

  ↓            ↓


SNSやブログには手で持たれた魚の写真が氾濫しています。
 
友達に釣れた魚を見せる為
SNSに釣れた魚をアップする為
空中で手で持って写真を撮ってリリースする方が大勢います。
ランディングして
水から引き揚げ
長さ計測・重量計測
手で持って空中保持して
遠近法を利用して魚を大きく見せて一緒に写真を撮る
その間は、魚は呼吸出来ていません。

魚を握った手や置かれた地面の熱で火傷を負っている事も有り

動画の様な魚に成っているかも知れません!

リリースされた魚のその後がどう成っているか?
あなたのリリースは?

 

後書き

人それぞれ釣りをする事に於いて様々な考え方や取り組み方が有ります

C&Rの仕方も人それぞれです。

どこで線を引くか?は人それぞれです。

そもそも極論だと釣りをしなければ魚を傷つけないし殺さないです。

環境問題だと釣り場へのゴミの投棄もこれぐらいならと…

釣り場に全くゴミが無いのが理想ですが、人それぞれ線を引いて行動しています。

鉛を使用した釣りもそうです。(水環境にはかなり悪いです)
鉛を使用したメタルジグの使用やフライへのリードワイヤーの巻き込み
鉛のショットや錘の使用など釣りに鉛は深く関わっています。
私は、メタルジグを使用したショアジギが大好きです。
鉛は環境に悪いと知りながらも使用しています。
ワームを使用した釣りもそうですね!(現在は生分解性のワームも販売していますが…)
 
この記事もC&R時に絶対にやらなければならない訳では有りません。
皆さんのC&R時の知識の向上を願って線引きのレベルが上がるのでは?
と思って記事を書きました。

 

リリースされた魚が生存していますように!

大きく成れよと願いを込めてリリースした魚が生きていますように!

フィールドに魚が、いつまでも元気に泳いで居ますように!

願いを込めて

#keepmwet #keepmwetfishing

 

 

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