ハンドメイドランディングネット作成 網編み 糸の染色編 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

竹枠フレームのランディングネットを作成する方法を

σ(・ω・`)なりに試行錯誤して

たどり着いた方法を残しておきます。


網編み 糸の染色編

用意する物

☆糸(今回はクレモナ糸)

☆染料(今回はDAISOの詰め替えインク)

☆ステンレス鍋

☆2Lのペットボトル

☆ホイッパー(調理用撹拌器)

☆ミョウバン

☆カップヌードル

☆ケーブルタイ(結束バンド)

☆ラッピングタイ(ワイヤータイ)

☆スケール

☆ラインバスケット


網の糸を染色するには

前回のブログにも書きましたが

糸を染色してから網を編む方法と

編んでから糸を染める方法が有ります。

結び目がズレた時に

ズレた箇所の色が違ってしまう

編んでからの染色は好きでは無いので

σ(・ω・`)は、先に糸を染めています。

結び目が絶対にズレない結び方(蛙又結び改)も有るのですが

蛙又結び改の結び方は、また後程に…


今回使用した糸は

1クリ(繰)に成っているクレモナ糸3号です。

メータースケールでおおよその糸の長さを計り

ラインバスケットに収めます。

カップヌードルに自分で決めた巻き数で巻き

1繰(小さな輪)にワイヤータイを4ヵ所留めます。

きつく留めると染色ムラに成りますので

指が入る程度のゆるゆるで留め

ケーブルタイで最後に1つにまとめます。

水2Lをステンレス鍋で70℃~煮沸の温度にして

DAISOの詰め替えインクを一本投入して

ホイッパーで念のため撹拌します。
糸を染色液に浸して
任意の色に成るまで糸をたまに撹拌しながら染色(浸し)します。

染色液に長く浸す程

色合いが濃く成ります。

水洗いすると色合いが薄く成りますので

色合い(浸す時間)の調整は試行錯誤してください。

染色した糸を流水にさらして

余分な染料を落とします。

ミョウバンをお湯で溶かして

アルミニウム媒染のミョウバン水溶液を作成して

流水にさらした糸を軽く絞り

ミョウバン水溶液(アルミニウム媒染水溶液)に20分程浸し(写真無し)

また流水にさらして

洗濯機で洗います。
(濯ぎ時に柔軟剤を投入)
乾燥させて
ケーブルタイ(元色は白)は、マジェンダに染まっていますが

クレモナ糸は化学繊維ですので

光を反射しやすくシルバーピンクに染まりました。

洗濯機で絡んだ糸をほどいて

編針にセットします。
同量の糸の長さに成る様に編針にセットします。
糸掛け部の長さが50cmの編針ですので
1繰で1m
掛けた繰数でおおよその糸の長さが判ります。

網を編んで

底編み部のシルバーピンクの糸が染料に浸らない様に吊るして
時間差で浸した網を引き上げ
グラデーションカラーの網にしました。

最初の糸の状態で使用した染料をペットボトルで保存しておき

シルバーピンクで完成した網を

引き上げ法でグラデーションにしています。

二度染め三度染め

更には染料を追加(色濃く)して

シルバーピンクからマジェンダ(エロピンク)のグラデーションカラーにしています。

流水にさらして

ミョウバン水溶液(アルミニウム媒染液)に浸して

また流水にさらして

洗濯機で洗い
網を乾燥させて
本体に取り付ければ完成です。
同じ色の彩度違いのグラデーションは作成しやすいです。

一番最初のグラデーションに

元色が黄色の網でやってみましたが
かなりマジェンダを濃くしてやっとエロピンクには成りましたが

黄色から肌色(オレンジには成りませんでした)に

肌色からマジェンダに染まりました。
(失敗の様な成功の様な…)


肌色の失敗を元に

同じ色の染料での

ピンクグラデーション

「試してみたいんだよね~!」と

声を掛けた依頼主が

心良く了承してくれて感謝しています。
m(__)m

エロピンクのグラデーションカラーの網

KYさん 本当にありがとうございました!


網を編んでからの後染めは

引き上げ法をすれば

一色(彩度違い)のグラデーションカラーの網の染色が可能です。

有名な染料を使用しなくても

DAISOの詰め替えインクを使用して染色も可能です。

シアン・マジェンダ・イエロー・ブラックを調合して

任意のカラーを作成も可能です。

色見本のCMYKカラーの配色率で調合出来ます。

カラー調合も慣れたらやってみてくださいね~!


DAISOの詰め替えインクだけではなく

しっかりした染料メーカーのも

使用して染色していますよ!

DAISOの詰め替えインクも

染料として使用可能な事を知って頂きたくブログに例でアップしました。


次回は網編み編に続きます。