ランディングネットの網の考察 | 蜂坊主のブログ

蜂坊主のブログ

ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

久しぶりのブログ更新です。

最近は、ウッドボックス(ルアー・フライ用)やフックリリーサーなどのアクセサリー作成に嵌まっています。
(記事の最後に写真有ります)


TwitterのTLに流れていた疑問点

『何故日本ではクレモナネットが流行っているのでしょうか?
食べる方が多いからですかね…
以前からものすごく気になっていました。聞いてはイケナイタブーなのでしょうか。』

たまにTwitterに流れて来ます。

利点と欠点が、様々な網の種類には有るのが理由だと思っています。

クレモナネットのランディングネットを作成しているからでは、決してないですが

利点も有れば

欠点も有ると

私の考えでご案内します。

まあだいぶ前にTwitterでは呟きましたが

ネット越しに魚を水から上げるのが

魚には様々なストレスがかかる

水から魚を出さない『Keep Fish Wet』

それを踏まえると

網は素材にあまり拘らなくても良く成ります。

メッシュとラバーネットの良いと言われるのは摩擦抵抗です。

しかしながらネット越しに水から上げれば

メッシュもラバーもクレモナも摩擦抵抗が有ります。

いやそんな事は無いでしょ!と思ったら

ネットを置いて手を押し付けて

横にずらしてみてください!

クレモナよりもメッシュの方が

当たっている面積が多いので摩擦抵抗を感じると思います。

目の細かいラバーコーティングも
かなりの抵抗が…

ウレタンラバーもです。

網と魚の間に水が有る事で摩擦係数は低く成ります。

網越しに魚を空中保持してしまうと

重力が掛かり、魚が暴れれば摩擦係数が増えてしまいます。

目の幅の広い管理釣り場などで使用されるラバー(ウレタン)ネットだと

鰭がラバーの目で切れたりもします。

鰭が切れない様にとの配慮でラバーネットを使用されても

水中から魚を出して目幅の有るラバーネットで保持してしまうと

鰭が切れてしまう事が有ります。

では水の中で魚を処理(針を外したりなど)するには

網の形状が重要に成ります。

クレモナネットは水中での自由度は高いです。

柔らかく様々な形に成ります。

リリースネットは柔らかいですが形状は固定に近いです。

ラバーコーティングとラバーネットは

形状がほとんど変わらないです。

形状が変わらないと言う事は

持ち運びに網部が邪魔に成ります。

インスタネットにラバー系が、ほとんどラインナップされないのは、それが理由です。

持ち運びの点だと

ラバー系ネットは更に重く成ってしまう。

携行時の重さと網の邪魔さが

ラバー系ネットの普及に至らないと思っています。

魚に優しいラバー系のネットを使用していても

魚をネットインした後に

魚を水から出したり

写真を撮るのに

魚を握りしめたりしたら

本来の意図とは少しズレているのでは?

と私は思ってしまいます。

C&Rは、人それぞれの取り組み方ですので

どこまで取り組むかは

人それぞれですので言及はしません!

私がクレモナネットをメインにしているのは

軽さと

掬える魚のキャパに自由度が有るのが一番の理由です。

ラバー系やメッシュ系はフレームに対しての

深さと広さの自由度が少ない

不意の大物への対応度が低い
(掬っても飛び出してしまったり、金魚掬いに成ってしまったり)
ですからね!

魚を網で掬い(ネットイン)

魚を水中(網も水中)で針を外して

写真も極力時間を掛けずに魚を水浴させて撮す

水の中で生きている

魚は、水中で呼吸している生き物ですので

水から極力出さない

魚の体表をなるべく傷付けない触らない(火傷防止)

コレがC&Rでは大事な事だと私は思っています。

まあ人それぞれの考え方が有りますので

今回の記事は、私の私感です。


では、またね(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪


写真を使用していない記事でしたので
アクセサリーの写真を貼り付けておきます。
フックリリーサーのグリップとミニマグネットリリーサー

ネットコード(鬼滅カラー)

マグネットリリーサー(ブラックウォルナット)

パープルハートのジュエリーボックス(渓流用の特別なミノーボックスにも成ります)
ブラックウォルナットのジュエリーボックス(渓流用の特別なミノーボックスにも成ります)

栃のスポルテッド縮み杢のフライ・ルアーウッドボックス

桐の片面ウッドボックス

欅のルアー用ウッドボックス

槐の渓流ミノー用ウッドボックス小

渓流ミノー用ウッドボックス大

ウォルナットのフライウッドボックス

花梨のフライウッドボックス

ブラックウォルナットのフライ用ウッドボックス

他にも色々と作成しています。