鹿角先端の角笛の作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

木工では無いのですが


TwitterのDMで作成方法を聞かれた


角笛の作成工程をアップします。


難しいのは、リードの作成(形状)です。


私が使用した機材は

・バンドソー

・ボール盤

・ベルトディスクサンダー

・ハンディルーター

・サンドペーパー


先ずは、ワークと成る鹿角の先端を


ワークサイズにバンドソーにてカットします。

(写真は割愛)


カットに、バンドソーを使用するのは


刃物の進行方向が、一方向(下方向)なので


カットの際に、ワークが暴れたりせずに


安全だからです。


カットした鹿角の先端に

ボール盤にて穴を空けます。
(穴の深さは、ご自由に決めてください)

今回のは、竹箸をリードにしますので
(木工ミニ旋盤にて丸棒を作成する事も有ります)

ドリルを竹箸の径に合わせて空けます。

穴を空けたワークをバンドソーにて

吹き出口の荒整形をします。

荒整形後にハンディルーターにディスクをセットして本整形します。

リードの竹箸を

整形しては、試し吹きを繰り返しますので

口に含める長さにカットします。
(写真は割愛)

サンドペーパーで削っては試し吹きを繰り返し

鳴りが良いリードが出来たら

位置(リードの挿し込み深さ)をマーキングして
リードを瞬間接着剤のゼリータイプにて接着します。

余分なリードをカットして
ベルトディスクサンダーのディスク部で切削研磨(面取りも)します。

ボール盤にて先端に穴を空けて
リングを咬ましてカニカンスイベルを装着

ネックストラップを作成して
ペンダント(ネックレス)にしました。

カニカンスイベルを装着したのは

マルチユースを考えて装着しています。


作成してみれば判るのですが

リードの削り具合が、一番難しいです。

鳴り初めから、どれだけ削るか?

削り過ぎると鳴らなく成ってしまいます。

気を付けてくださいね~!

音量は、笛ですので

空気の流入・流出量に依ります。

リードの径が小さいと小音量に成り

径を大きくすると音量も大きく成ります。

好みの音色や音量に

吹き出口とリードの径や形状・位置を

色々と試してみてくださいね!


では、また(⌒0⌒)/ね~~