木工加工 加工基準面を考える | 蜂坊主のブログ

蜂坊主のブログ

ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

近年は、各種SNSが充実していて

各種SNSからのハッシュタグ検索や

ワード検索機能から簡単にお目当ての物や

気になった物を見つけられます。

めっちゃ便利な世の中に成りましたね~!

気になった物や作りたい物が見つかったら

自作するには先ずは、加工工程を考えます。

(;´・ω・)ウーン・・・どうやって加工しているんだろう?

めっちゃ面倒そう!

ネガティブな思考に陥りやすいです。

先日、とあるドラマの主人公の口癖が

「出来ない理由を考えるより、出来る方法を考える!」

やり遂げるなら、その通りだと思いました!

取り敢えず、手持ちの機材を使用して

加工の段取りを考えて試作してみる!

ポジティブに成って先ずは、やってみるのが大事な一歩です。

最初から良い物が出来ないのは、当たり前です!

失敗して、原因を考え(見つけ)

対策して作成する

良く言われる PDCAです。

Plan 計画

Do 行動

Check 見直し

Action 実行

同じ失敗を繰り返すのは

はっきり言えば馬鹿です!

伝統的な手法に拘るのも良いですが

伝統的な手法だと熟練の技が必要に…

近年では、道具も進化していますし

モダンな手法で作成している作家さんも多いです。

モダンな手法は、各種SNSで作家さんが

加工中の写真で紹介されています。

そんな写真を見つけると

あ~!賢い!

そんな手法が有ったのか!?と感心します。

めっちゃ簡単な方法を見つけ(考え)られず

行き詰まった状態で自分では作成不可能と

思い込んでしまいます。

私も、そうでした!

手持ちの機材では無理だなぁ~!

もっと熟練度が必要だなぁ~!と…

機材でワークを加工するには

先ずは、使用する機材の加工基準面と

加工するワークの基準面を考えます。

例えばバンドソーにてR切削するには

不安定な縦に長く細い素材だと

ワークをそのままR切削するには熟練度が必要です。

ワークの送り時に傾きバンドソーの刃が折れてしまったり

傾いて平行切削されなかったり

切削面が荒れ過ぎたりします。

実際に私が体験した事です。

ワークの幅が広ければ問題ない事なんですが

1つのワークから何個も切り出していると

最後の方は幅が細くなり

失敗してワークを駄目にしてしまいます。

ならワークの幅を拡げてやれば良い!

機材のテーブル(基準面)により多く沿う様に
切削するワークに端材を両面テープにて張り付け
ワークの幅を長くすれば

ワークが安定して加工出来ます。

めっちゃ簡単な事なんですが

固まってしまった頭では思い付きません!

ワークテーブルにしっかり乗れば
傾かずに垂直加工が容易に可能です。

ワークそのままだと手まで削ってしまう加工も
ちょっとした事(端材の張り付け)で安全に加工出来ます。

出来ない理由を考えるより

出来る方法を考える!

本当に大事だと思います。

より良い物が、熟練度も必要なく

作業時間も短縮されて作成可能に成ります。

加工工程(段取り)を考え

先ずは、加工してみて

失敗部分の問題点を考える

加工手順を考え直し対策して再加工

完成度や作業時間が短縮されたら

一頻りの喜びが湧きます。

R付きの寄せ木の木の葉が作りたい!


とある作家さんの作品をInstagramで見つけたのが約一年前

構想に半年

実際に作成して何度もPDCAして現在に至っています。

より良い物をより作業時間を短く

現在もPDCA中です。

満足してしまっては、進歩しないですからね!

加工基準面を考えて作業手順を考え加工する

大事な事だと思っています。

木工ライフは、楽しいです!


では、また(⌒0⌒)/ね~~