端材の板からリング形状の作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

丸棒を任意の厚みにカットして

センターに穴を空ければ簡単で早いのですが

平板の端材からリング形状のパーツを

作成したいと依頼を受けて

トリマーテーブルで作成出来る様に

倣い加工用の型を作成しました。

型を作成して倣い加工で完成させた品です。

倣い加工用の型を作成するのに

竹の積層材の端材を使用して

今回はセンターが4Φ

外径が20Φのリング形状を作成する為に

約21mm角のワークを切り出し
センターをマーキングして

センターに穴を空け
ミニ木工旋盤にて約20Φに加工しました。

型に両面テープを貼り
4Φの竹ヒゴをセンター穴に挿し込み
ワークと型を張り合わせ

ベルト・ディスクサンダーのディスク部にて
円形に粗加工

自作のトリマーテーブルにて倣い加工して
倣い加工用の型を四個作成しました。
(型が一個だと張り合わせが面倒なので…)

実際にリング形状に加工するワークを

ベルトサンダーにて研磨(一皮剥きました)
上が研磨前で下が研磨後です。

ワークを約21mm角に製材して

倣い加工用の型を作成した手順(旋盤作業は無し)で加工すれば完成です。

トリマーテーブルでの倣い加工の際に

ワークが安定する様に
既存のトリマーホルダーの穴を利用して

ホルダーをずらして取り付け
(手抜きで一ヶ所だけ穴を空けました)

ストレートビット用の穴を空けました。

当て板を忘れて穴を空けましたので

ささくれ割れは、ご愛敬です。(汗)

倣い加工用の型の材に

竹の積層材を使用したのは

倣い加工用のストレートビットに付いている

ローラーベアリングに押し付けても

凹まない様にする為です。
(大量制作しても大丈夫な様にです)

MDF材だと直ぐに凹むので寸法が…

端材を再利用する勿体無いプロジェクト

SDG'sな依頼でした。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!