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ふくしま復興のつどい2014 大熊町の子供たち

3月9日は会津若松にある福島県立美術館で

ふくしま復興のつどい2014が行われました。


私はもともと、キャンドルナイトを家族で見に行く約束をしていたんですが、

キャンドルナイトの前に

以前取材した大沼高校演劇部の演劇、

そして大熊町の小学生、中学生による合唱があるとわかり、

急遽取材に駆けつけましたマイク


前半、後半としてお伝えします♪




大野小学校、熊町小学校の子供たちによる合唱。

そして大熊中学校の吹奏楽部、合唱部による演奏。


最後は小学校と中学校が一緒になり、

「花は咲く」などを歌いました。


すべての学校に取材でよくおじゃまさせて頂いていたので、

少ないメンバーながらも一生懸命歌う姿は、

ものすごく感動させられました。



小学生たちは、1年生から6年生まで同じバスで帰らなければならないので、

高学年生にとっては楽しみにクラブ活動もできていません。


以前お伺いした時、

合唱部も放課後の練習はできないので、

お昼休みでの練習しかできない。


と聞いていたので、

そんな限られた環境の中でもめげずに練習する子供たちの姿は

見ていてとても勇気をもらえました。





ラストに歌った花は咲くでは、

歌の途中に

「私達にとって会津はもう一つの故郷であって、居場所となりました。

これからも感謝を忘れずいろいろなことにチャレンジしていきます」

というメッセージが伝えられ、

これには・・・

恥ずかしながら涙が出ちゃいました。



ふつうの学校生活よりも、

避難先で、限られた環境で、

きっと我慢も多いでしょう。


それでも、日々楽しく過ごそうとする

大熊町の子供たち。


私も先月まで取材で大熊中学校に

なんどもおじゃまさせて頂いていたのですが、

大熊中学生たちは

驚くほど素直な子ばかりです。


中学生といえば思春期。


けれど、校長先生も

「素直すぎて、これから他の環境でも大丈夫なのかな、と思うほどです」

と、おっしゃっていました。


進んで通学路の掃除をしたり、

挨拶をしたり。



きっと、震災後、

ひとつひとつのことに感謝をすることを

普通以上に体験したからだと思います。






昨日は、そんな中学生も卒業式。


大熊中学校のブログを見て、

素敵な式になったんだな、と感じました。




そして夜はキャンドル・ジュン氏プロデュースによるキャンドルナイト。


キャンドル・ジュンさんからも素敵なメッセージもいただいたので、

また後半で書きます。