2021年
この一年、本当にありがとうございました。
演劇人として
昨年より引き続くコロナ情勢下にありながら、
企画演劇集団ボクラ団義として初めての映画「神ミタイナ時間」の撮影を3月に、
そして10月の東京を皮切りに、今も続いています劇場公開
と同時に、
３月の舞台「鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男」
10月の舞台「神ミタイナ時間」
の上演
ひたすらに、ここに向けて進んでいた一年でした。
映画という、これまで取り組んでこなかったコンテンツを世に送り出すために、
昨年はクラファンでたくさんのご支援・ご声援をいただき、
今年は初めてご一緒する映画のプロのみなさまの力を借りて。
演者としてだけではなく、制作面でも動いていた訳ですが、
…もちろん努力はしました。
でも、正直、手探りすぎて、要領を得ない動きも散々やってたと思います。
むしろ努力するしか術はない、くらいに、鈍臭かったと思います。
でも、関わってくださった方々みなさまが、
どれだけ鈍臭くても、要領を得なくても、
見放さず、根気強く、導いてくださりました。
こうして文字にしていても、本当にたくさんのスタッフの皆様のお顔が浮かびます。
それぞれからいただいた言葉やエピソードは、
あげ出したらキリがありません。
映画は、東京２館をスタートに、横浜、大阪、京都、三島と上映され、
年明けには名古屋の上映も決まっています。
こうして作品が続き、各地で見ていただけ、スクリーンの中の自分が伝わる奇跡。
ひたすらに、舞台をやって来た私たちに、新しい一面を形として加えてくれた
「神ミタイナ時間」
でした。
去年、一度断念した舞台「神ミタイナ時間」も今年は上演でき、
加えて、
去年では自身の都合で出演できない予定だった舞台に、今年は自分自身も出演が叶い、
時世の厳しさもありながら、動いて来て良かったのだ、
と、感じられる時間でした。
千秋楽のカーテンコールで見た景色、あの時の衝撃は一生ものです。
この一年、走らせてくれたみなさまに、心から、
ありがとうございました。
劇団として、来年は大きな区切りを迎える決断をしました。
3月の舞台で、活動休止。
解散してなくなる訳ではありませんが、
一旦、走り続けるのを止めることになりました。
これまでの感謝、想いと共に…と言いつつ、
これまでと変わらぬボクラ団義らしさで
3月の暫定最終公演もお届けします。
どうぞ、見守ってください。
新たなる挑戦への過程
演劇人として、４年ほど前から
舞台・カメラの前に立つ演者として
舞台・映画を創り届ける制作者として
とはまた違ったアプローチが、自分の中で生まれて来ています。
まだ、ビジョンは大きく大雑把ではありますが、
そのうちのいくつかは、具体的な形を見出すべく、数年前から技術取得に向けて動いています。
その一歩に向けて、来年はまたステップが踏めそう…いや、そうなるべく引き続き努力している真っ最中のものも。
まずは踏ん張って、少しでもお知らせができるように力をつけたいな。
ブログにも、そちら関連の記事が書けるようになっていけたらいいなぁ…
家族のこと
いろいろな変化がありました。
ライフスタイル、健康面、息子の成長、、、、
一年前とはまた違い
二年前とはがらりと異なる、生活環境。
同じ状態は一度として無い日々で
出来ることをやらせてくれる、懐の深い2人に、
私はきっと散々甘えているんだと思います。
受け入れ、認めてくれる2人に、ありがとうを。
2022年。
新たな挑戦への1年となります。
どうぞ、あたたかく見守っていただけたら
この上なく嬉しい限りです。
2021年
ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ
2021.12.31
大音文子
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