twitter上で皆さんにお話した通り、TOEIC speakingの結果が出ました。


さて、今回の結果をもたらしてくれた要因をチャンクダウンして書く事で誰かの役に立てればと思います。TOEIC speakingは受験人数が少ないからこそ(その割に英会話スクールの広告はやたらと電車内で見かける)、潜在的に受験を意識している人が多いようにも思えます。


恐怖感を覚えるのは未知だから。100人中50人位が受けるようになって情報が溢れて来れば、レイトマジョリティ(経営学のキャズム曲線で言う所の、遅れて来る人)も乗り出せるはず。LRが先人たちの開拓によってそうなったように。


と、大仰に始めましたが以下がやった事です。
※有効性には個人差が有ります。

◼︎オンライン英会話を始める

失意のスコアダウンから、約3か月。数社比較検討した結果、6月の半ば位からレアジョブを日常に組み込んでいます。

今、大体70回位で、受験時点で50回位。そうすると、何回受講で何点、と言う逆算も出来る筈です。



大体、フリートークかDaily news articleの手順通りに進めています。25分なので、僕的には最初の15分位でパラグラフ毎のQAが終わらないとDiscussionのBまで終わらない感じです。


◼︎試験対策をしない

4月のスコアダウン時は、「プレーンな状態に試験対策で何処まで上乗せ出来るか?」が実証の主眼だったのです(結果は惨敗)。


なので、今回は直前までオンライン英会話と月イチのスピーチに意図的に集中する事にしました。


試験当日30分前位に2月にセミナーで受講した下記↓の本を見直しました(結局、会場が開く前に来ていた女性の方と話が盛り上がってしまい集中出来ず/笑)。



何かの記事で、「優秀な狙撃手は1発目の弾を意図的に大外しする事でその精度を高める」みたいな記事を読んだので、それに習った感じです。


「行き詰まったら今までのやり方の真逆の事を試せ」。コレは良い実証結果でした。僕は市井の学習者で何かを背負ってるとかそうゆう訳じゃ無いので、気負いなく思い切った事が出来ます。


ETS系のテストは、たまーに聞く意見にも見られるように日常的に英語を読んでいる、聞いている、話している、書いているの状態であれば、そこそこの結果が出る、みたいな感じがそのまま適用出来るかもしれません。


一方英検は、大学受験的なイメージ。スコア戦略を立てて、作戦を練って、ヤマを張るような感じです。


◼︎Ankiをちょっとやる

厳密には試験後からやってる事なんですが、Ankiを試しています。Ankiは瞬間英作文を効率化してくれるようなアプリです。ツウクンさんのサイトにやり方が載っているので、参考迄に。

◼︎今後の事

今のように日常的に(たとえ1日25分でも)、話している状態にテスト対策を追加すれば、多少積み上げていけるのかもしれません。それで、「○○点追加でレベル○○」は取らぬ狸の皮算用かもしれませんが、、、。


信頼出来るソースに依ると、「今のkratter君のスコア位が英会話に抵抗が無い分水嶺、あとはテスト対策もファクターになる」みたいな事を聞いたので、その辺は要検討です。


ただ、今は色々とリソースの割り振りを見直している最中なので、例えばQ10,11の為にテンプレを暗唱する、とか、素早く図表を読み取れるようにする、とかは優先度から低そうです。


そんな感じでした。 
お久しぶりです。月に1回位は纏まって何か書こうと思っているので、近況報告を書きます。


◾️オンライン英会話、はじめました

3月くらいから6社くらい教室系、オンライン系含めて試してみて(会社補助で捻出しようかと思ったのですが、「もう充分英語力あるからいいじゃん」と一蹴され、、、)、レアジョブに落ち着きました。やっぱり打席に数多く立つ事が大事。


この辺の学習者の自己認識と他者評価の乖離は、なかなか分かって貰えない部分みたいです。卑屈になるでもなく本当に全然大した事ないんだけどな〜。


度胸は元々(無駄に)ある方だし、何となく「会話が成立してる感」はあるんだけど、「まだ、何かが足りない」。


正直ベースでこの「足りなさ」が具現化してないのがもどかしい感じです。


今は友人に教えてもらったAnki。これをインストールして、良かったらiPhone版を通勤時間に試してみようと思います。


始めて1ヶ月くらい。「ユーザー友の会」でも「レアジョブあるある」でも良いので何かお話しませんかー?

◾️仕事(海外に行けるか?と言う事)
色々と水面下で画策したり政治的に働きかけているけど、なかなかキッカケを掴みかけてもぎ取り切れてない感じです。自分がブレブレな部分も良くない点なのだけど。


そこで掘り下げでみると、僕はどうも「社内内部事情に詳しい系」みたいなアイデンティティの置き方がダメなようで、「ポータブルスキルが得られるか」とか「社内個人事業主的で居られるか」を重視するようです(これでよぉ会社員になれたもんだ)。


とは言え、そこはかとなくプライベートで英語を使えそうなチャンスをいくつか頂いており、ワクワクしている部分はけっこう有ります(こうゆう時僕は凄く目敏いしアグレッシブ)。


◾️9月にインド行って来ます
縁あって短期間で日本に来ていたインド人エンジニア(コルカタ在住)と知己になりまして、ノリで渡印を決めたわけです。国外に出るのは大学時代に旅した中東(トルコからエジプトまで)以来です。


あっちで行くところは現在プランニングしてる最中です。英語学習者的には最難関(?)のヒングリッシュですよ!笑。


と、こうゆう風にトピックをいくつか書いているとラックを呼び込んでくれるのはいつも「人」だと言うことに気付かされます(TOEICに特化していた時もそうでした)。それでは皆様、今後ともお付き合いの程よろしくお願い致します。
弊ブログのタイトルを「横浜ではたらく英語学習者のアメブロ」から「power of the grassroots」に変更しました。


理由は今の自分のフォーカスが「英語学習者」から「学習者」へ、更に言うともっと広い生き方全般に移っているからです(Akiさんよろしく「英語で学ぶ」境地には行きたいけど全然行けてない)。


辞書的にgrassrootsとは、「(名)草の根, 一般市民, 大衆; 根本」と言う意味です。直訳すると「一般市民のチカラ」。


ぼくの解釈は、金をかけて留学に行ってどーこう、とか、バカ高いセミナーに通うようなスタンスの逆の志向で、SNSの仲間と協力してTOEICを解明し尽くしたり、意見交換の中でやるべき事を見定めたり、まったくの未開のジャンルを自発的に探求して行ったりするスタンスだと理解しています。


1つエピソードを話します。


2016年の11月、TOEICker的には何と言う事も無い865点を取った時、coboさんにお祝いしてもらいました。


当時は自分の学習会を立ち上げた時期で、9月のテストでは745点と暴落、日中は仕事にも力を割き、、、と精神的には充実してたけど、肉体的には限界だった結構なターニングポイントの回と言う事で鮮明に記憶に残っています。


その時にポロっと出た「僕はどうしてもゼロイチじゃなきゃダメなんですよね〜」という言葉が今でも自分のコアなんだと思っています。


当時、大物TOEICkerが開催する学習会は結構沢山あったのだけれど、どうしても他人の学習会に参加する事は、軍門に下るような気がして躊躇っていたのです。


それじゃあ全然自分の脚で立ってない(僕が個人的に大物TOEICkerと親しくさせてもらっている事とは全く矛盾しない)。


同様に僕が今所属しているスピーチ団体で気に入っている処は、「参加者相互の指摘やself awarenessに委ね、成長の機会を与える」と言うスタンスだからです。


オンライン英会話に躊躇しているのも「もし自分に普通にネイティブの友達が沢山いて四六時中ダベる中だったら、意識せずスピーキング上達のチャネルになるのにな。」と言う背景が有ります。   


これぞgrassroots的じゃないですか(speakingはこの考えを流石に捨てないといけないかな笑)。


そんなこんなの幾つかのトピックを書いて行くと、ジャッジメントの基準は「自分に捻出出来るだけのお金が有るか無いか?」は関係無く、「grassroots的か?」である事に気が付いたのです。


そんな自分で今後も在りたいと思った夜でした。
TOEICLR試験の日のブログ。先日、行きつけの美容院で「インベスターZ」と言う漫画を読みました。

「ドラゴン桜」の著者が描く投資漫画です。この人は「読んで役立つ漫画」とを描かせたらなかなかなので、読んでみると良いと思います。


粗筋を簡単に説明すると、進学実績の高さや授業料が無償である事から人気の伝統ある中高一貫校が舞台です。


そこの地下組織として活動する「投資部」
入部が許可されるのは、毎年学年1位の学生のみ。


歴代の先輩が運用し続けて来た資産3,000億を年利8%のリターンを目的として増やす為に活動、利益は学校の運営資金に回され、生徒の授業料無償化や教員の給与の原資となる、と言うものです。


主人公は、本年の入試第1位の財前。彼には最下級生の割り当てである300億があてがわれ、お気に入りのゲーム会社株を購入し、彼は投資開始早々、8,000万の利益を叩き出しまうのです。


部員からも一旦は注目を集める財前なのですが、後の投資は失敗。そんな彼に部長はこうアドバイスします。


「お前は純粋な心で大好きなゲーム会社の株を買ったから利益を出せたが、今のお前は欲を持ってしまった。もうビギナーズラックは来ない。あとは努力をしなければならない」と。

こうゆう話は勝負事の常のようで、僕にも経験が有ります。付き合いで行った競輪では1回固く賭けて配当を出したらもう二度とギャンブルはやらないと誓ったり/笑。それは、ビギナーズラックと言う勝利の女神の存在を何となく知っていたからだと思います。


つまり、何が言いたいかと言うと、初回のマグレ当たりにかまけて技巧に走ってはいけないという事です。

引き続き、今の僕のテーマであるスピーチとライティング頑張ります!
3回目のspeakingテストを受験しました。試験について記載する事が禁止されているので、今日までにやった事や僕が経験から思い付いた事を記載します。


◼️テキスト系
T’zラウンジ(ュ)で受けたセミナーの内容を踏襲して効果測定する為に、以下の本を3周ほど回して、試験対策をしました。



この本は(ちゃんと)やり込むとなかなか精緻に出来ていて、良著です。例えば、「Q3は全景→人→推測で話す順番を決めておいてまずは練習せよ」

とか

「Q10の音声が全く聞き取れなかったら、◯◯〜と言うフレーズを用いてスケール3を狙いなさい」と言ったスタンスだからです。「個性を捨てろ、型に嵌れ」ってヤツです。


二冊目はコチラです。
LR向けに書かれた金フレはspeakingにも使えます。どこが使えるかと言うと、Part1対策単語として出されている100個が写真描写問題にそのまま使えるのです。Q3はpart1の裏返しなのだ。


◼️各パートへの意識

僕がカラダを使って意識した事です(出来たとは言ってない)。

Q1,2
・固有名詞は事前によく音読しておく
・節を区切る前では一呼吸置く
・「,」の上げ下げを意識する
・総じて「なりきる(妄想とも言う)」

Q3
上記問題集のテンプレート通り、「全景→前後左右→人(服装・持ち物)→推測」の順番で話します。


僕はまず小道具系からアッサリと描写してから人についての描写を増やすようにしています(理由はなんとなくそっちの方がポイントが高そうだから)。好きなパート。


Q4〜6
問題集通り話して、「あっ、言い足りない!」と思ったら「Do you have any question?」と言うのうにしています。Q4〜6は苦手なセクションです(て言うかつまんない)。


Q7〜9
文章を「カタチ」から入って概要を理解します。米印、訂正線はQ8に絡む事が多いので留意します。そもそも論ですが、最初から「Q8は作問の都合上、間違った質問を投げて訂正を求めに来ている」位の気持ちで居た方がいいかもしれません。


このセクションは唯一リスニング力とリーディング力が要ります。


僕の悪いところで、全然お門違いの文脈と勘違いしがちなQです(そもそもの英語力が足りない)


Q10
リスニングから、話し手が抱えているトラブルを聞き取って、トラブルの要約と解決策を提示するQです。リスニング力はQ7〜9よりは要らない気がします。大枠で捉えるイメージで。


ここは完全にテンプレートで行けるので、僕的に好きなパートです。鉄板は「名前→課題の要約(理解してますアピール)→Why don’t we〜→Also how about Ving〜→please call me back 555-1234」です。

Q11
対策はあんまり思いつきませんw。質問によって話せたり話せなかったりします笑。用意時間も15秒しか無いので、組み立てるのが難しいと感じました。試験前日に思いついたんですが、「字数稼ぎテンプレート」みたいなのを忍ばせて置くと良いと思います。


僕が考えたテンプレートは、

This is one of my opinion.So,if you have any comments regarding this,I want to debate and exchange idea.

Let’s reserve the meeting room immediately!

And gather the professional who specializes in ◯◯◯!!

とかです(変な英文かもしれません)。


◼️試験のメンタリティ

僕的にはこの位の規模のテストだと、2週間前くらいから試験に特化して、残りは日常を過ごす感じです。


日常モードと試験モードは交互にやって来ると良い感じです。いつも「試験モード」で問題集を解きまくる、カフェで勉強した韓国模試の写真をtweetする、みたいな事は今の僕は出来ません(単に性格的な問題です)。


日常生活次元では日本のニュースを英字新聞読んで副音声とかを流しながら聴く。月イチでスピーチして、通勤はボキャブラリーして位に留めておいて、あとは全然関係無い趣味に時間使う、TOEICkerの友人とも付かず離れず関わっておいて、、、みたいな感じが今です(と言うかそもそも仕事が忙しく…。)。


それでも、いつか最終戦が来る日の事は薄ぼんやりとアタマの中にはあるのですが。


以上です。また気づきがあったらアップします。