多読を始めて1ヶ月程度が経とうとしています。


やった事と言うと、単発で英文雑誌を買ってみたり、英字新聞の試し読み登録をしたり、ラダーシリーズを10冊ほど読んでみました。

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多読に踏み切った理由は3つ程あります。1つ目はTOEIC英語ばかりを読み過ぎて、世相についていけていないという危機感を持った事、2つ目はTOEIC中心に学習進めて来た割に語彙にかなり時間を割いていたので、導入に足る素地があると判断した事、3つめは1年か2年後にTOEICを再び受けたとして、part7を余裕で読みこなせるWPMを身に付けたい事。などです。


過去、Rが300点くらいの時に多読には挫折しています。Rが400近辺を安定的に出せるようになり、語彙が増強された今、舞い戻って来た感じです。


世間的に喧伝される学習方法は色々あるけれど、本当に効力を発揮するには3つ位の発動条件があると感じています。


第1にヤルコトが今のレベルに合っているか(L300点くらいの人に暗唱は進められない、英検3級の人にSVLv.4を勧めても挫折する等)、第2に適切な素材があるか(アプリ化されているか、良質な問題が出版されているか等)、第3に本人の資質に合っているかです。


多読三原則に則って、「飽きたら辞める、分からない単語は読み飛ばす、自分が楽しめる素材を選ぶ」といった感じで進めた結果、上記のラダーシリーズは9勝2敗でした。これは出来過ぎか、興味の範囲に収まる本をチョイス出来ていたという自己分析です。


大体の人はPB10冊買って勝率トントン位で良い打率と言えるんじゃないでしょうか(積ん読は悪じゃない)。


リーディング系の英語トレーニングは、イメージで例えるなら、一文一文文章を区切って構文で分解したり、平行してボキャビルで語彙力を増強するようなやり方が「積み上げ系」。多読のように膨大な英語量を上からガサっとかぶせるやり方は「トップダウン系」になるでしょう。


さて、そんな僕が何を持って多読素材としているかと言うと、英字新聞です。選定した理由は、英字新聞ならば記事毎に読めば良いので、挫折のリスクを払拭出来る・分厚いPBが読み終わらないストレスに悩まされる必要が無いと思ったからです。


素材の選定に中っては、The Japan News言う読売新聞系の媒体としました。定番のTIME,Newsweek,Bloombergは背景知識が無くて挫折。雑誌系だとNikkei Asian reviewが1番興味を持って読めたけど、流通チャネルが貧弱な為、手に入れるまでが困難。学習者向けとして1番代表的なThe Japan Timesは値段がネックになったので、今回の判断となりました(クオリティペーパーだとは思わない/笑)。


僕は紙媒体派なので、Japan Timesの1部160円という出費はなかなか大きいです。Japan Newsは120円くらいです。かつ、国内の政治系記事が充実しています。


トップから社説位までの社会面を紙面に数えると4枚位。全記事漏らさずに読むと1時間くらい。ここの所、ずっと北朝鮮のミサイル系記事ばっかりなので食傷して来ましたが、それは多読に食傷してるので無く、社会面に食傷していると言う意味です。


友人のサンミンさんは6ヶ月の多読チャレンジと言うプログラムを提供しているので、そちらを利用してみても良いかもしれません。


僕自身が感じた事などがあればブログに書いて行こうと思います。