精油は香りをかぐだけ、と思われがちですが
実はいろんな方法でからだの中に取り入れられ
私たちのこころやからだへ働きかけます。


①嗅覚を通じて

 空気中に蒸発した精油の成分が
 鼻の奥にある嗅細胞というところに届き
 そこから大脳へ電気的信号で送られ
 “におい”として認識されます。
 そして、私たちの生理機能をコントロールしている部分につながり
 こころやからだの働きの調節にも影響を与えます。


②吸入によって

 鼻から精油成分を吸収した際
 嗅覚でとらえられるのと同時に
 成分が肺まで届き
 わずかではありますが、肺の末端の血管から
 血液中に入り込み、
 その成分がからだの中で働きます。


③皮膚から

 皮膚に塗られた精油の有効成分が皮膚内部に浸透し
 保湿効果や引き締め効果が働きます。
 また、肺と同じように
 皮膚内部の血管から血液に入り込み
 からだにも影響を与えます。


④飲食によって

 日本では認められていませんが
 海外のある国では
 薬と同じように医師に処方箋をもらって
 薬品のように口から摂取する方法もあるようです。



このように、精油が私たちのこころやからだに働きかけてくれる力を使って
気分転換をしたり、健康を維持したりする事に活用できる、というわけです。


精油って奥が深いですよね~。