シデ類の葉は、ムクノキやサクラなどの葉に似る。鋸歯があって、先っちょが長く伸びています。
葉の大きさは、アカシデ (4~8cm)< イヌシデ < クマシデ(6~11㎝)。

アカシデは、春の開花時には雄花穂が褐色になり、赤みを帯びた木は、遠くからでも見分けがつきます(雌雄同種)。
↑雄花の穂、長さ4~5㎝
   (図鑑からの転写)

↑樹皮は縦すじが入り、成木では
   縦向きの凸凹が現れる。

シデの名は、垂れ下がる花や実が、「四手」のように見えることに由来するそうです。

↓9月の果実時の様子

↓果実の穂

↓葉と種

「四手ってどんなものかな?」と思い、スマホで調べましたら、
あの、しめ縄などに飾られる白い紙で作られた短冊のことでした。


四手は、豊作の稲穂を象徴したお清めの印なのだそうです。
勉強になりますね ウインク