4/14(日)
4/11(木)
父が空へ還りました
84歳でした
母を見送った8年前、
弱音を吐かない父が
初めて弱音を吐くのを聞き
涙を見せない父が泣く音を聞きました
8年前までの父と
8年前からの父は
もしかしたら別人…くらい
ある意味別人だったのかもしれません
もちろん変わらないものももったまま
でも8年前からの父はそれまで以上に
とてもおおらかで感謝も増えていたように感じます
↓今年の1月、久しぶりに家族で集まった時の1枚
「BOTCHAN」劇場入り前あたり
もうそろそろあぶないかもなぁ…
舞台終わるまでは…難しいかなぁ…
命のことは私たちにはわからないから
考えても決して答えは出ないのですが
劇場入り前に会いに行ったときには
母を見送った前日と同じ目をしていたので
私なりの覚悟をしつつ
「顎の呼吸（下顎呼吸）が始まったので
おそらく今日、明日かと、、」
と施設の方からもご連絡をいただいてから
兄たちや兄たち家族がたくさん会いに行ってくれ
常に次男兄もそばにいてくれて
父もどんなにか嬉しかったろうと思います
長男兄嫁が介護の仕事をしている関係で
意思疎通もとても上手だったらしく…
そういったもろもろもある中
不思議なことに。。
「顎の呼吸が始まった」から
少し持ち直した模様の父。。
…つよ。。
私は公演中は
父に会いに行くつもりはなかったのですが。。
（しかしいつ何があってもいいように今回は公演中もfufu号）
4/10の終演後、
なんとなく会いに行かねばと
父に会いに行きました
夜遅い時間でしたが
施設の方も快く迎え入れてくださり
短い時間ですが1時間くらい
父とゆっくり過ごしました
父に「ありがとう」と「大好きよ」を
また伝えておこうと思って行ったのですが
（この状態になってからはいつも私なりに伝えていた）
私が来たことに気づいたっぽい父は
「ありがとう」を何度も言ってきました
…私が伝えたいくらい
父も伝えたかったんだなぁと思いました
↓兄たちとランチ
↓めっちゃご機嫌さん
その翌日、4/11の正午まえ
劇場入りする直前に施設から電話をもらい
父が安らかに眠りについたことを聞きました
覚悟をしていたとはいえ
言葉にならない気持ちに覆われそうになりましたが
歩むべき道の上にある父と母の愛や
兄たちの大きな支えにも背中を押されました
やっと苦しみから解放されて
やっと、母のところに行けたねと
とても変な言い方ですが
「よかったね、
お父さんよく頑張ったね
ありがとうね」
と心から言いたくなる自分がいました
そして言っていました
えもいわれぬ不安に襲われそうになったり
えもいわれぬ安心感に包まれたり
病気でのお別れのときには
逝く側にも、見送る側にもある意味
「心の準備期間」が与えられますが
その期間内にはそれぞれ
いろんな感情が揺れ動きます
今回私も、家族たちも
それぞれに揺れ動いたのだと思いますが
結果、本当にすべてがベストだったのだと
感じることだらけです
父が天に還った11日、
私の代わりにゲンさんがずっと長いこと
日野原の家族たちと過ごしてくれて
父のそばでみんなでたくさん対応してくれました
そして父の体も
様々な流れがありがたい具合に流れて
13日の午前中、家族に見守られながら
天にお返しすることができました
何とベストなタイミング。。
BOTCHANの劇場入り前に、
ゲンさんのお仕事の前に、
ちょうどうまいことはまり込んだその時間
生前から父が
ここにお願いしたいと言っていた葬儀屋さんと
そして同じく母を見送った火葬場
葬儀屋さんでのお別れの会でも
火葬場での待ち時間でも
こんなに笑って騒いでいる家族は
きっと他にいないだろうと思いました
↓さらに！非常識軍団！（笑）
基本、ツメガアマイ
そこここに賑やかな笑い声が響く中
体を離れ母のいるところへ
父はその昔、家庭以外のことに夢中で
兄たち2人とはほとんど接点がなかった模様。。
でも最後の最後に男同士の時間がたっぷり
お父さん、ありがとう
大好きよ
見守りありがとう
やっと。。
会いたい人には会えたかな？？
父は本当にびっくりするくらい
美しい顔で光に還りました
生前、お世話になった皆さま
ご縁をいただいた皆さま
父を大切にしてくださっていた皆さま
本当に本当にありがとうございました！
すべてが事後報告であること
心からお詫び申し上げます🙇♀️
そして改めて
父が本当に美しい顔で眠りにつけたこと
皆さまに心からお礼申し上げます
お父さん、
本当にありがとう
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2024年4月21日(日)
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