ドリーが通っている保育園はモンテッソーリスクールです。

ドリーの成長や先生の接し方を目の当たりして、
去年からモンテッソーリ教育(「モンテママのたからもの」を参照)についてもっと知りたいと思い、勉強をしています。



さて、せっかくアメリカに行くならモンテッソーリ教育が盛んなアメリカの
モンテッソーリスクールを見てみたいと思い、友達に2校調整してもらいました。


今日は2校のうちの1校を紹介。


ここは、アメリカ/ボルチモアの郊外にある学校。

1才半から入学でき、小学校もあります。


この学校は、THEモンテッソーリスクールという感じでした。





元牧場のような雰囲気で、とにかく広い‼


各クラスごとにこのような園庭・遊具がありました。モンテッソーリ活動が終わったら、ここで遊びます。


そして、各クラスを移動する際も花壇があり、そこに植物や生き物の紹介パネルがあります。文化教育の一環かな。










Art roomもありました。
子どものお仕事したものや作品の扱いについて質問しました。
すると、これについても、自己選択だそうです。持ち帰りたいなら持ち帰る、捨てたいなら捨てる、掲示したいなら掲示する。


各クラスに必ずキッチンがあります。
午前中のモンテッソーリ活動で集中が切れたときなどにおやつタイムがあります。時間で決まってるのではなく、自分が食べたいときに食べて、片付けます。
ここは、3~6歳のクラス。


小学生クラスの一場面。
一人の女の子がひたすら蝶々について勉強してました。蝶々の敏感期?


日本のように、算数の時間、理科の時間と決まってるのではなく各々が学びたいものを学ぶという感じでした。一人でしている子もいれば、グループで行っている子どもたちもいました。

ここで、質問しました。

学びたいものを学んでいたら、学力に偏りがでませんか?

答えはこうでした。

確かにそうです。基本は、子どもの意見や欲求を尊重します。しかし、偏りを防ぐために子どもに興味をもってもらえるように教師が誘導します。そこが、教師の腕の見せどころです!



2歳クラスも小学生クラスもどのクラスも、先生は子ども達の活動をじっと見守っていました。必要に応じて、誘導したり注意をしたりする感じです。だから、静寂で穏やかな雰囲気だけど、子どもたちがのびのびと好きなことに没頭していました。

私自身が、入学したくなりました。

ますますモンテッソーリ教育に魅了されそうです。