FRP ガラス繊維の加工と 潜む危険! FRPバンパーに使われ ている ◆FRPとは? Fiber Reinforced Plastics の略で、 Fiber=繊維 Reinforced=強化された Plastics=プラスチック
繊維で補強することによって 強化されたプラスチックの 事です。 ◆身の回りのFRP製品 FRP成型を用いた製品は 少なくありません。 販売されているエアロパーツ の多くは ガラス繊維と ポリエステル樹脂を 用いたFRPで出来ています (エアロパーツの裏面を 見てみるとガラス繊維 の模様があるものがそうです) また、金属と違って 錆びないので 小型~中型のボート・船や 薬品を貯蔵するタンク、 マンションの屋上貯水タンク などにも用いられています。 レーシングカーの ボディカウルや ゲームセンターの ゲーム機のボディなど 幅広く用いられています。 ◆FRPの特徴 設備はいらない 異なりFRPは モノを作る作業場さえあれば 工場等でなくても 作成が可能です。 工作をするための最小限の 工具等は必要です。 2.軽量・高強度 芯材とする繊維の 素材によっても 変わってきますが、 一般的に鋼材よりも FRPの方が軽く、 強度の高い製品の 作成が可能です。 3.大きなモノでも作成可能 バイクのカウルぐらいの みたいなものから 10m以上もある漁船まで 作成場所さえあれば 大きなモノでも作成可能です。 4.複数個の製品が作れる 作成する場合、 メス型といってプリンの 型のような作成する製品とは 逆の形の型を使って 成形されます。 大量生産には向きませんが 普通は数個から 数十個程度の成形は可能です。 5.安価で成形が可能 高価な金型を用いないので 安価に製品を作成することが 可能です。 はかなり必要となってきます ので工賃は掛かってくると 言う事になってしまいます。 6.FRPの欠点 FRP成形に一番必要なモノ は労働力で作業がメインになり ます。 取り扱う材料についても、 樹脂や溶剤は燃えやすいので 取り扱いの際は火気に注意を 払って作業をする 必要があったり、 ガラス繊維は肌にチクチク したり、FRPを削った時に 出る屑や粉も吸い込んで しまわないように 作業の際はマスクをして 取り組む必要があります。 問題になった 石綿 =アスベスト これは 石の綿です。 FRPで使用しているのは ガラス繊維 安易に自作で加工するのは 危険ですね。 |