3・11に対して今の率直な気持ち。
皆さまこんにちは。
東日本大震災から8年が経ちました。
震災が起きてから3月11日はほぼ毎年ブログを更新していましたが、去年は更新しませんでした。
3・11の日じゃなくても心の中では常に想っているのに、ブログを書かなきゃいけないようなそんな風潮に疑問を感じたからです。
毎年同じようなことを書いている気がして、何を書いたらいいかわからなくなりました。
ブログを書かないとあの日を忘れられたと思われてしまいそう。
でも一体誰のために書こうとしてるのか。
偽善者ぶりたいから書いているの?
私は忘れていませんよ、というアピール?
そんな心の葛藤がありました。
私にとって3・11は私が卓球を始めた8月13日と同じくらい大切な日です。
決してこの日が来たから思い出すわけでもなく、常に心の隅に忘れられるわけもない暗く悲しい記憶として残っています。
仙台を故郷とする私にとって何ができるのか、ずっと考えてきました。
実際にこの8年間何をしたのか、もしかしたら形に残ることは何もできていないのかもしれません。
しかし、あの日の後、少しでも明るいニュースをお届けしたいという気持ちから私のプレースタイルが変わりました。
戦術を掴まれないために勝ち目のないゲームは途中で捨てて次のゲームに切り替えるという戦い方から、どの部分を切り取ってみても絶対に捨てない戦い方へ。
コートを離れた今、選手じゃない自分に何ができるのか。
被災された皆さんに対して何が必要なのか、私にできることと噛み合わせながら積極的に取り組んで行きたいと思います。
そんな気持ちから今年はこうして素直な思いを書いてみました。
東日本大震災だけではなく、熊本地震や北海道胆振東部地震において復興・復旧作業をなさってる皆様、体調に気をつけてお過ごしください。
そして被災された皆様がほんの少しでもこころ穏やかに生活できる日が来ることを心よりお祈りしています。