お疲れ様です。
今日はちょっと落ちてますが書いていきたいと思います。
ぼくが尊敬する美容師である
DADA CuBiCの植村隆博さんが12月1日になくなりました。
何日か前に知りましたが、なかなか自分の中で消化できず悶々としてました。
植村さんのことは美容師になったばかりの頃から雑誌などでよく見ていました。
スタイリストデビューしてから何年かしてもう一度ちゃんとカットを学びたい、なんとなくじゃない本当のベーシックを知りたいと思って
植村さんがやっているDDAというカットスクールに通いました。
ファンデーションカットクラスという1番基礎的なコースに申し込みました。
そこには北海道や九州など日本各地から本物のカットを学びたい人たちが集まっていました。
講師はDADAのスタイリストの方たちで誰か選ぶことは出来なかったんですが、
幸運にも植村さんに教えて頂くことが出来ました。
たった4回、4ヶ月のコースでしたが
本当に濃い4ヶ月でした。
植村さんは僕に「店長」というあだ名をつけて楽しく接してくれました。
会ってまだ数回の受講生に本気で説教してました。
美容に対する、教えることに対する真剣さを感じました。
この4ヶ月でセイムレイヤーを50体近く切りました。
頭の丸みというわかっているようでなかなか理解しきれていない部分をたたきこまれました。
セイムレイヤー＝オンベース
これが出来ないとGもLもないですから。
これが僕のカットの1番基礎になりました。
大げさかもしれないけど財産です。
たったそれだけです。
僕が植村さんと関われたのは。
それだけなんですけど、すごいショックでした。
自分が接した人が、大きな影響を受けた人が
亡くなってしまったことは。
美容にすべてを捧げた人だと思う。
まだまだやりたいことはあったと思う。
自分は元気だからもっと一生懸命美容と向き合おうと思いました。
何日かなかなか元気でなかったけど、
これを書いて、切り替えて、
また元気に、美容師をやれることに感謝して
がんばります！
植村さんありがとうございました。