円覚寺の記事続きます(^^)
まずは鳥居をくぐり、長〜い石段を登ります
登った先には。。。
執権北条貞時公が正安3年(1301)に、国家安泰を祈願して鐘の鋳造を命じましたが、鋳造がうまくいかず、江の島の弁財天様に七日間参籠したところ、ある夜の夢の中で
“円覚寺の白鷺池の底を掘ってみよ”
というお告げがあり、その通りにしてみると、池の底より龍頭形の塊を発見。
それを鋳造してこの洪水鐘を造ったといわれています。
この霊験に感激した貞時公は、江の島の弁財天様を洪鐘のご神体として
「洪鐘大弁財才功徳尊天」
と名付けて弁天堂を建立しました。
こちらがその洪鐘です
鎌倉後期を代表する梵鐘で、住持は西潤子曇、鎌倉第一の大鐘で国宝に指定されています。
物部国光の作で、形が雄大でありながら細部にまで緻密な神経がゆきわたり、技法も洗練されているのだとか。
弁天堂では弁財天様のご朱印がいただけます♪
平日だったためか誰もいませんでした
見晴らし最高!
ですがこの日は富士山は見えずちょっと残念
弁天堂の石段を下り、最後に円覚寺の一番手前にあるこちらのお堂にお詣りしました。
桂昌庵は第48世承先道欽しょうせんどうきんの塔所で、木造十王像がお祀りされていることから十王堂(または閻魔堂)と呼ばれています。
十王蔵像は、鎌倉十橋の一つである十王堂橋付近にあった十王堂に安置されていたものです。
またご本尊の矢柄地蔵は、宝鏡寺の地蔵堂から明治以降に移されました。
桂昌庵の向かって左側は弓道場となっていて、この日もお堂にはたくさんの女性がいらっしゃいました
こんなにじっくりと見て回ったことはなかったように思います
紫陽花でも紅葉でもないこの時期
オススメです♬
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