トンネルを抜けるとそこは暑〜い熱海だった…
日曜日のこと、大磯・二宮周辺の神社めぐりをする予定が、快速アクティーに乗ってしまい通過←スマホ見てて気がつかず
知らない間に熱海まで来てしまっていたので、そのままこちらへ参拝しちゃいました(^^;;
『來宮神社』
きのみやじんじゃ
ご祭神
日本武尊 五十猛命 大己貴命
來宮神社は古くから來宮大明神と称し、熱海郷の地主の神として來宮の地に鎮座し、来復・縁起の神として古くから信仰されています。
奈良・平安期の征夷大将軍であった坂上田村麻呂公が戦勝を祈願し、この來宮神社のご分霊を東北地方を始め、各地に鎮座させたと伝えられます。
今から約1300年前の和銅3年(710)、熱海湾で網に木の根が掛かることが3度重なり、不思議に思った漁師があらためると、ご神像(木像)のようであったので、近くの松の下にお祀りし、持っていた麦こがしをお供えしたところ、その日の夜の夢に童子が現れ
今から約1300年前の和銅3年(710)、熱海湾で網に木の根が掛かることが3度重なり、不思議に思った漁師があらためると、ご神像(木像)のようであったので、近くの松の下にお祀りし、持っていた麦こがしをお供えしたところ、その日の夜の夢に童子が現れ
「我こそは五十猛命である。この里に波の聞こえない七本の楠の洞があるから、そこに私を祀りなさい。しからば村人はもちろん、入り来る者も守護しよう。」
とのご神託があったので、村民たちがこの熱海の西山の地を探し当てお祀りしたといいます。
漂着物を祀ったのに始まり、ご祭神を木の神である五十猛命とするなど「キノミヤ信仰」が顕著に認められる神社さんです
キノミヤ信仰とは、神奈川県西部から静岡県伊豆半島にかけての相模灘沿岸部に広く分布する信仰で、主に“キノミヤ”を冠する神社がその対象とされています。
そのご祭神は一定ではありませんが、樹木神か漂着神を祀る場合が多いです。
☆弁天岩
古来より神々が宿っていると伝えられる磐座です
こちらの弁財天様は、奥州の金華山からいらしたようです。
江戸時代に徳川家家臣の大久保将監が、奥州の金華山まで立身出世の祈願に訪れ、その後は諸願成就し豊前の守にまで出世しました。
この弁財天を邸に安置しては恐れ多いということで、秩父霊場(秩父神社)へ預けてありましたが、熱海に秩父の僧が滞在のおり、この話をされたのがきっかけで、当時の幕末の情勢や飢饉・疫病を鎮めるため、熱海の役人村民一同が來宮神社を卜定して安置したといいます。
☆來宮稲荷社
京都の伏見稲荷大社から勧請されたお稲荷様です
☆三峯社
☆御神水
お水取りができるようです
初穂料1000円
☆手水舎
毎年7月16日の神幸祭では、麦こがしを撒く猿田彦神の先導により、42才になる地元男性が、來宮の神々をこのお神輿に乗せ、浜降りするそうです。
ご朱印はこちらで♬
近年はパワースポットとして有名になった來宮神社
たくさんの人々で賑わっていました
明日は來宮神社のご神木である、あの大楠をご紹介します
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