おおよそのストーリーは
ある国に衣装にうつつを抜かす、自称ファションリーダーの王さまが
「馬鹿の目には見えない不思議な布地で衣装を仕立てる」
という仕立屋を装った男に騙され、大金を出して衣装を仕立てます。王さまをはじめ家来なども馬鹿だと思われたくないから衣装が見えるフリをします。
素晴らしい!
と皆に褒め称えられた王さまは裸で街を練り歩き、最後にはパレードを見ていた民衆から
「王さまは裸だ!」
と言われてしまう。。。
というものです。
一見、王さまが恐ろしくて逆らえないから「見えない」と言えないように感じますが、この物語が伝えたいことは
王さまも家来も皆んな
バカだと思われたくない
つまりは
見栄を張って知ったかぶりをする
そして最後は恥をかく、まさにお馬鹿さん
ということ。
本来はそんなような意味だと思われます。
ですが現代においては少し意味の違う捻った使われ方がされているんです。
自分は
「それって違うんじゃないかな〜?」
と思っていても、自分がおかしいのじゃないか?という自信のなさから多数派に合わせてしまう
かういうわたくしも…
本当のことを言ったら大騒ぎになってめんどくさくなるな、という場合は間違いなく言わないですね(^^;;同じような方、多いのではないでしょうか
そして
自分に対して都合の良い人だけを周りに置き、都合の悪い人は友達切っちゃえ
とか
本質を見抜かれすでに失墜していることに全く気がつかず、面白がってチヤホヤされているのにそれを鵜呑みにし突っ走っている
などなどですかね〜
チヤホヤされるのですから、ある程度高い地位にいる人(または皆んなより優れていると思い込んでいる人?)に当てはまりやすいでしょうか
この場合、王様(または女王様)とチヤホヤしている人たち(家来)は同じ穴のムジナ…
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