月山神社(宮城県亘理町吉田) | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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「虫の知らせ」のリブログ、たくさんの方に読んでいただいているようで嬉しいです(^^)

昨日は母方の曾祖母のお話だったこともあり、ここで母や曾祖母がよく参拝していた、母の実家の氏神様をご紹介しようと思います♪

写真はお借りしたものです

『月山神社』

ご祭神
月讀命



月山神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代末期は月山大権現と称し、下大畑の龍光寺にお祀りされていました。

戦時中はお百度参りで参拝者も多かったようですが、終戦後は神輿渡御や暁参りなども半減しています。

鹿島伊都乃比気神社
八幡神社
を合併・奉祀し現在に至ります。

鹿島伊都乃比気神社は「延喜式神名帳」にある鹿島伊都乃比気神社(陸奥国・曰理郡)に比定される式内社の論社で、他にも鹿島天足和気神社・鹿島緒名太神社があり、三社合わせて「亘理鹿島三社」と称されています。

鹿島伊都乃比気神社の御祭神は「稜威雄走神」とされます。

稜威雄走神ってあまり聞かない神様ですよね。
私も初めてです。

稜威雄走神(いつのおはしり)とは⁇
伊邪那岐命が所有する神剣「十握剣」のことで、古事記の神名は天之尾羽張神(あめのおはばり)です。
伊邪那美命が火の神である軻遇突智を産んで亡くなり、伊邪那岐命はこの剣で軻遇突智を斬り殺しました。

なるほど〜!
それにしても珍しいご祭神ですよね☆

そして月讀命をお祀りする神社は全国的にも少ないので、まさかこんなに身近に鎮座されていたとは驚きです。

母の話ですと、年越しの夜には必ずこの「つきやまさん」にお参りしていたのだとか。
山の中だし暗いしで、怖い記憶しかないようでしたが…いえ、本当に超ド級の山の中で、昼間でも一人で行くのはためらわれますから非常によく分かります。

そんな山の中にひっそりと鎮座する月山神社を思いがけず記事にさせていただきましたキラキラ

皆様の近くにも、実は意外なご祭神がお祀りされていた、なんてこともあるかもしれませんね(^^)




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