ということで、安本美典先生のお話をちょこっとご紹介。
『元伊勢籠神社の秘宝』
この日のテーマである「息津鏡・辺津鏡」とはどんなものなのか⁇を、安本美典先生の資料に基づいてご紹介させていただきます。
『元伊勢籠神社』は神代の昔から豊受大御神を奉斎していた、丹後国の一宮です。
※「元伊勢」とは、伊勢神宮と豊受大神宮が現在の地へ遷られる以前に、一時的にせよお祀りされたという伝承を持つ神社や場所のことです。
天の橋立を目の前にみる景勝地に鎮座し、彦火明命を主神とし天水分神などを配祀しています。与謝の海辺に住む人々にとっては古来の守り神として信仰が厚く、累代の宮司家「海部(あまべ)氏」はその名のごとく、海民の祖と仰がれる家すじです。
この海部氏に伝わる系図『海部氏系図』は、現存する日本最古の系図として国宝に指定されています。
さらに海部氏には
神宝「息津(おきつ)鏡」「辺津(へつ)鏡」
という2面の鏡が伝来します。
この伝来鏡は、平安時代初期に編纂された
「先代旧事本紀」の天神本紀には、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(ニギハヤヒ)が天下る時に、天神の御祖(天照大神または天照大神と高皇産霊神の二神)が与えたという十種の天璽の瑞宝の中に「息津鏡」と「辺津鏡」が出てきます。
この2面の鏡は出土鏡ではなく、海部宮司家当主から次の当主へと継承していく伝世鏡で、海部氏のレガリア(王家の表章)として伝来されています。
🪞息津鏡(直径17.5cm)
雲雷文長宜子孫銘内行花文鏡
🪞辺津鏡(直径9.5cm)
内行花文昭明鏡
「この鏡の質は清純で、明るく照らし、光り輝く様は日月のようである」
という意味の銘文が刻まれています。
この2面の鏡は年代の一致などからみて、卑弥呼が魏の皇帝から与えられた100面の鏡の中に入っていた可能性が極めて大きく、卑弥呼の時代に存在していたことは間違いない、とのことでした。
1700年以上の時空を流転した鏡✨
とても神秘的ですね♡
さてさて♪
続けて受講されているお友達のEさんが、安本美典先生にサインをいただいていました!
安本先生のサイン、心に響く一言が添えられていて素敵💖
あれ⁇わたくしいまだ安本先生にサインをいただいていないことに気がつきましたです💧
🍀邪馬台国の会講演会
次回は4月16日(日)を予定しています☆
🍀ゆだぽん公式LINE 鑑定はこちらから
🌈対面・オンライン鑑定ご好評いただいております
※リピーター様は15分2500円〜受付いたします
人気ブログランキング