節分☆鬼に負けた桃太郎 | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

今日は“節分”ですね節分

節分にちなんで、今日は私の出身地である宮城県に伝わる鬼のお話をご紹介したいと思います♪




『鬼に負けた桃太郎』

宮城県石巻市には「旭山」という桜の名所があるのですが、その旭山には桃太郎の伝承が残る
『桃太郎神社』が鎮座しています⛩️

むかしむかし、桃太郎は家来の犬・猿・雉を連れて鬼が住む金華山へと渡り、鬼を倒してその財宝を持ち帰りました。この勝利で思い上がった桃太郎は、犬・猿・雉と毎日お酒を飲んでは遊び耽っていました。その様子を見ていた金華山の鬼たちは、その油断を突いて攻めかかります。酒に酔っていた桃太郎たちは惨敗。手に入れた財宝を全て奪われてしまったとさ。

「金華山」とは宮城県の海上にある島で、わたくしも行ったことがあります。金華山には今から約1250年前の創建とされる『黄金神社』が鎮座しており、弁財天を守護神とし、古来より唯一の黄金の神・生産の神として信仰を集め、江戸時代には金華山詣でが流行、東北地方一帯には金華山講が分布しています。3年連続で参拝すれば一生お金に不自由しないと言われています。


金華山



黄金神社



この地は、その名も「桃生城」という古代の陸奥国に置かれた城柵の一つだったお城の近くに位置し、宝亀5年(774)に蝦夷の攻撃を受けました。この時期の東北地方は海道蝦夷が蜂起して桃生城を奪取。それを機に、後に「三十八年戦争」と称される戦乱の時代に入っていきます。この地はすでにヤマト政権と同化が進んでいたとされ、大規模な戦乱ではなく、現地の官人と一部の蝦夷との敵対関係が、伊治砦麻呂という人が反乱を起こして多賀城を焼き討ちするまで続いていたとのことです。

それ以降は、この地方でも蝦夷との争いが激しくなり、坂上田村麻呂や大伴家持が多賀城に入りました。坂上田村麻呂は抵抗する蝦夷の一族を討伐し、岩出山に住む蝦夷の首長の大岳丸を討ち倒します。鬼と呼ばれ恐れられていた大岳丸を追い詰め、この地で首をはねたことから鬼切辺という地名となり、それが後に「鬼首(おにこうべ)」に変わったと伝えられます。

そして大岳丸の死体を首・胴・手足に分け、牧山(魔鬼山)・富山・箆岳(ののだけ)の三ヶ所に埋葬し、そこに観音堂(奥州三観音)を建立しました。一説には松島町の富山の鬼は「大岳(竹)丸」、涌谷町の篦岳の鬼は「高丸」、石巻市の牧山の鬼は「魔鬼女」とされ、鬼の名前が錯綜しているようですね。





ということで皆様
素敵な節分をお過ごし下さい🫘



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