廃墟巡行 -tours to ruins- -2ページ目

廃墟巡行 -tours to ruins-

関東地方と静岡県を中心に廃墟探索をしています。
本人の備忘録的な意味合いが強いブログです。

テーマ:
いつも当ブログをご覧くださりありがとうございます音譜

さて、現在好評発売中、僕が写真提供(数枚ですよ、数枚w)を行い、当ブログの読者様の中にもお買い上げいただいた方がいる書籍『廃校遺産 the ruins of a school』の、東京お台場でのイベント開催が決定しましたビックリマーク

IMG_9779

そこになーんとなんと、私ふゅーりーが場違いながら出演することとなりました\(◎o◎)/!!
あの老舗廃墟サイト『廃墟デフレスパイラル』の芝公園公太郎さんと、撮影写真を上映しながら廃校・廃墟トークを繰り広げる予定となっています。

(以下はニフティ株式会社運営の東京カルチャーカルチャーサイト様より引用)

※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※

2013 04/07 [Sun] Open 11:30 Start 12:30 End 15:00 (予定)

『廃校遺産 the ruins of a school』出版記念イベント
1日だけの“廃校”学園開校(廃校好きも廃墟好きもみんな集まれ!)

昨年12月25日にミリオン出版より発売された書籍『廃校遺産 the ruins of a school』。
廃墟ファン、廃校ファンの間でじわじわと話題になり、ついに出版記念イベント開催となりました!

当日は、素敵な廃校写真の数々を提供してくださったブログ『廃墟デフレスパイラル』の芝公園公太郎さんほか、廃墟・廃校フリークのみなさまにトークセッションをしていただきます。
思い出の廃校、廃校珍道中などなど……

ここでしか聞けない!
書籍にはできない!?
廃墟・廃校探索秘話もじゃんじゃん繰り広げられる予定です。

さらに、会場では懐かしい学校の雰囲気を味わえる仕掛けもたくさん!
給食メニューも販売していますので、みなさまお腹をすかせてきてください★

4月7日はお手々つないで、1日限りの“カルカル廃校”に登校すべし!
制服やジャージでのご来場も大歓迎です!!

【出演者】
・芝公園公太郎氏(『廃墟デフレスパイラル』管理人、数多くの美しき廃墟写真を写真集、廃墟関係書籍に提供する廃墟写真家)
・ふゅーりー氏(『廃墟巡行 -tours to ruins-』管理人、関東地方と静岡県を中心に活動する廃墟探索家)ほか

前売チャージ券/¥2000 当日券チャージ/¥2500(その他飲食代は別途)
前売チャージ券はイープラスにて3/11(月)am10:00より発売開始します!

1人8枚まで購入可能になります。ファミリーマート店頭ファミポートで予約なし手数料なしで24時間直接その場で買えます。ネット予約の場合はセブンイレブン、ファミリーマートで支払い受け取りすれば手数料無料!どの購入方法でも「カルカル」で検索すればすぐ当公演が探せます!!

お台場・東京カルチャーカルチャーは飲んだり食べたりしながら楽しんで頂く飲食店です。全席自由席で入場は前売チャージ券の整理番号順~当日チャージの方の順での入場となります。美味しい飲み物も食べ物多数準備して皆様のお越しをお待ちしております。

※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※

その他会場の詳細な情報や、チケットのお求め等は以下のイベント告知サイトよりお願いします。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130304204187_1.htm
@nifty ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店「カルカル」様

告知は、こんなもんで、あぁ~~、イイッすかねェェェェェーーーーと。

顔文字&ジョジョネタを多用して廃墟探索ブログを書いているのがどんなヤツか気になる!っていう方は是非とも足をお運びくださいw

開催1ヶ月前にして、早くも緊張で戻しそうです・・・(*×m×)ウップ
[所在地]山梨県某所
[探索年月]2013年2月

「山梨を神奈川と同じ関東地方だと思って(←勘違い)ナメてた・・・・・」
Y湖周辺は抜けるような青空の下に広がる一面の銀世界。
路面は凍結して朝日を浴びてキラキラと輝いています。

今回の探索の舞台は“氷漬けの廃ホテル”。

IMG_9857
意外!それは雪ッ!こんなに積もってるなんて全く想像してなかった(;´Д`)

IMG_9854
遠目にはとても廃墟には見えないこの建物。近づいてみても廃墟には見えない

IMG_9853
玄関のガラスも健在。恐る恐る扉に手をかけると…あっさりと開いた

IMG_9851
オー!ノーッ。中は熟成した廃墟そのものじゃないですかやだー(゜o゜;

IMG_9786
入り口すぐ右はレクリエーションスペースなのか、ボロボロのビリヤード台が

IMG_9789
火災報知機の周りに発生したサルノコシカケみたいなものは一体…。錆かな?

IMG_9796
「これぞ王道廃墟!!」という感じの雰囲気。そこにシビれる!(;゚∀゚)=3ムッハー

IMG_9797
食堂だと思われる。上にも下にも注意して歩かないと危険

IMG_9792
厨房。雪に反射した光がステンレス張りの壁面に当たって眩しいですー

IMG_9794
押し込まれた合同酒精社の自販機。ハイボーイってもう売ってないですよね

IMG_9802
おどろおどろしい脱衣場。そんな中で劣化していない脱衣カゴが逆に不気味

IMG_9800
お!お風呂場はちょっと掃除すれば使えそう。でもあそこ↑で着替えたくないw

IMG_9803
経営者さんのお部屋でしょうか。ベッドの上には1996年(平成8年)のカレンダー

IMG_9807
入り口正面の階段から2階へ。ちなみにこのホテルは3階建の模様

IMG_9811
ギャース!廊下が凍りついてスケートリンクみたいになってるんですが・・・ww

IMG_9810
漏水でもしたのかなぁ。転ばないように気をつけて。この部屋はまだ使えそう

IMG_9813
こっちは完全にアウトー!!半日も居たら何かしら病気になりそうw

IMG_9817
窓際に置かれた椅子の上に元気に育つコケと、その下に垂れたツララ

IMG_9818
あのー、ここ室内ですよね(;^ω^)荒れてるけどさっきの部屋よりは大分マシ

IMG_9825
部屋の向きによってか、荒れ具合が随分と違いますね~

IMG_9822
味気ないホテルの案内。そういえば建物の左側にテニスコートがあったっけ

IMG_9826
2階廊下突き当りのガラス戸は雪で完全に封鎖されててびくともしないw

IMG_9828
よし、2階はもういっかな。このくらいの規模が探索にはディ・モールトベネだな

IMG_9844
3階へ。上に行くに連れてカビ臭さが薄れていくような・・・

IMG_9842
3階の廊下は凍ってない!なんで部屋番号が5○○なんだろう??

IMG_9831
おぉ、住める!この部屋なら住めますよ( ´∀`)b本当に誰か住んでるんじゃ…

IMG_9833
潤沢な布団。毎日取っ替え引っ替え、やりたい放題だ\(^o^)/

IMG_9834
・・・・・。さっきの部屋のすぐそばなのにこの有様は何故。雪積もってますよ

IMG_9838
ツララもこの通り。ここまでインパクトがある客室は今までになかったかも(゚ー゚;)

IMG_9847
あまりの寒さに歯がカタカタ鳴るので、引き上げましょうそうしましょう

IMG_9860
足跡ふたつ。僕と、同業者さん(もしくは3階に住んでるひと!?)のものかな

IMG_9864
富士山型のホテルの看板と、実物のツーショットでお別れです~。再見!


マイナーながら廃墟好きの間ではかなり古くから知られているこの物件。
テニスコート、麻雀ルーム、ビリヤードにカラオケ、それに見当たりませんでしたがプールと、ひと通りの娯楽施設を備えていました。
残されたカレンダーを見るに、1996年頃に廃業したようです。
ホテル近辺は人気の釣りスポットらしく、この日も湖の沖合には何艘もボートが浮かんでいました。


★廃墟ブログランキングに参加中!
★下記リンクのクリック数により順位が決定します。
★ご協力お願いします↓
にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
にほんブログ村 廃墟・廃屋写真ランキング


◆◇◆この物件のその他の写真はこちらから↓◆◇◆

【アルバム】SPGハウスY湖
【アルバム】SPGハウスY湖 by (C)ふゅーりー
[所在地]神奈川県某所
[探索年月]2011年4月

ユースホステル、これまたあまり馴染みがない(と思う)施設の廃墟です。

簡単に言うと“安く泊まれる家のような温もりがある宿泊施設”。
夫婦で経営されていることが多く、泊まり合わせた宿泊者同士の交流が大きな楽しみのひとつ。
1900年台始めにドイツで発祥し、世界各地に広がりました。

IMG_7819
この矢印が指す場所が、今回の探索の舞台であるJユースホステルです

IMG_7804
少年自然の家や、青年の家などの研修施設と同じような造りの建物ですね

IMG_7793
窓という窓、すべてに板張りがしっかりと施されています

IMG_7791
いつものように外周をぐるり。春から夏にかけての廃墟探索は植物との戦い

IMG_7790
物置小屋。こんなところもバッチリ施錠

IMG_7787
建物の裏手。海が近いので潮騒の音が聞こえてきます

IMG_7801
みんな大好物、廃墟の壁面に張ったツタ。屋根まで元気に伸びてます

IMG_7718
さて、そろそろ中に入りましょう。目の覚めるようなブルーの靴箱がお出迎え

IMG_7721
受付にはどこぞの学校の合宿のしおり。しおりって響きに郷愁を感じるw

IMG_7705
真っ暗な事務所内。結構ものが残されていますね

IMG_7706
廃墟名物「ケロリンの風呂桶」と、誰かのサイン色紙。合掌・・・

IMG_7713
受付内から靴箱を。ここで勤務していた人は飽きるほど見た光景かな

IMG_7824
施設の閉鎖直前に利用した学生さんからの寄せ書きも残されています

IMG_7709
神棚にも利用者からのお礼の品。長年にわたり愛された施設だったようですね

IMG_7744
廊下に出ましょう。人為的な破壊は見られませんが廃墟らしく荒れています

IMG_7736
集会室入口。室内奥にはピアノが見えますね

IMG_7761
入口横には、YHから見えた初日の出と鳥の写真が飾られています

IMG_7738
かなり広い集会室。板張りの隙間から差し込む陽の光で室内は明るいです

IMG_7757
部屋の片隅にはピアノがもう1台と、オルガンが1台

IMG_7746
集会室と部屋続きで厨房。天井から日が差しているのでここも明るい

IMG_7750
大量に残された湯呑み。棚のガラスは粗方割れちゃってます

IMG_7771
厨房から一転、薄暗い廊下を歩きます

IMG_7775
ペアレント(管理者)さんの部屋でしょうか?ジメッとした空気感

IMG_7700
年季の入った煎餅布団にラジカセ、逆に新しさを感じるデザインのテレビ

IMG_7699
壁には閉鎖時よりだいぶ昔の1996年(平成8年)のカレンダーが掛かったまま

IMG_7698
この施設には所長含め、ふたりのペアレントさんが常駐していたようです

IMG_7695
ジメジメ部屋を出て探索を続けましょう。出てすぐに脱衣室(女)を発見!

IMG_7676
もちろんピンク色の嬌声など聞こえるはずもなく。素っ気ないお風呂場

IMG_7763
ボイラー室。そういえばこの建物、男子棟と女子棟に分かれています

IMG_7688
ボイラー室の中は特に変わったものもなく暗いだけ

IMG_7689
女子宿泊棟への通路。やっぱりどうせ見るなら禁断の花園でしょうw

IMG_7685
客室内。Oh...花園なんてそんな甘美な場所ではないですね('A`)

IMG_7683
廊下も暗いし(´Д`)ハァ…

IMG_7779
女子トイレ。どの設備も機能性重視で飾りっ気がないなぁ

IMG_7778
一応客室もグルっと見ましょうか。2階へ上がります

IMG_7659
廊下沿いに並んだ客室。YHでは、基本どの部屋もドミトリー(相部屋)です

IMG_7671
この部屋は和室。布団を敷くのも畳むのも自分でするのがYH流

IMG_7669
こっちは洋室。205号室というと・・・ここは男子棟のようですね

IMG_7665
きれいに掃除された部屋も。並んだ2段ベッド。ロマンだなー

IMG_7730
よし、だいたい全部回ったかな。YHちゃん、君に明日は永遠に来ないんだよ・・・

IMG_7820
建物に背を向け、来た道をトボトボ戻ります。外界は空気がおいしい♪


海に囲まれた景勝地として知られる場所で約40年間営業してきたJユースホステル。
昭和40年代頃までは観光客以外にも学校のクラブ活動や企業の研修所として賑わい、年間1万人以上が利用してきました。
ここで知り合い結婚したカップルも多く、40組が一同に介してパーティーを開いたこともありました。
しかし利用者の減少から1990年代に一度閉鎖の話が持ち上がりましたがその際は具体化せず、以降も細々と営業を続けていましたが、採算面の厳しさや施設の老朽化を理由に2003年(平成15年)に閉鎖されました。
最終日には往年のファンが大勢駆けつけ、盛大にお別れパーティーが開かれました。


★廃墟ブログランキングに参加中!
★下記リンクのクリック数により順位が決定します。
★ご協力お願いします↓
にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
にほんブログ村 廃墟・廃屋写真ランキング


◆◇◆この物件のその他の写真はこちらから↓◆◇◆

【アルバム】Jユースホステル
【アルバム】Jユースホステル by (C)ふゅーりー