みなさん、こんばんは!
毎日寒い日が続いていますね。明日は雪の予報が出ているので、とても心配です。

さてさて…前回は、今年で27回忌を迎えた高橋良明くんについてご紹介しました。
そしてもう一方、私が好きだったスターの方が1月に命日がありました。
その方とは、俳優・松山英太郎さんです。


1942年に、東京都武蔵野市吉祥寺で前身座の女形・5代目河原崎國太郎さんの長男として生まれました。
実の弟で同じく俳優の松山省二(現:政路)さんをはじめ、家族や親戚も含めての今もなお芸能一家です。
英太郎さんがいいなぁ…と思ったのは、中学生の時の夏休みに再放送していたテレビドラマ『時間ですよ』<一番上の写真>を見てからでした。どことなくひょうひょうとした外見ではありますが、味のある存在感を示していましたね。
1964年に、ホームドラマ『七人の孫』でデビュー。ほかにも『肝っ玉かあさん』『あんたがたどこさ』(第1シリーズ)『大岡越前』『江戸を斬る』<二番目の写真>など、さらには『ヤング720』など司会者としても活躍。
食道がんが見つかり、4か月間の闘病生活もむなしく、1991年1月11日に48歳の若さで亡くなられ、今年は25年目の命日を迎えました。
『七人の孫』から共演の多かった森繁久彌さんは、英太郎さんを息子のように可愛がられ、亡くなられた時も葬儀委員長も務められました。
俳優座養成所出身ということで、前田吟さんの2期先輩に当たりますが、吟さんとの共演は1973年の『あんたがたどこさ』(第1シリーズ)が唯一で、ほかでの共演はありません。
また1970年の日米合作映画『トラ・トラ・トラ!』<下の写真>では、渥美清さんと共演されています。

今もご活躍されていたら、ベテラン脇役として、より深みのある演技が見られたかもしれませんね…。