クエン酸。体に何となく良さそうだけど、
どんな良さがあるのか分からない。
はい、では、まとめますね。
◉疲労物質(乳酸たんぱく質)を分解する
◉pHを改善して、血流をよくする
◉むくみの改善
◉肩こり、筋肉痛、腰痛、筋肉のこわばりを改善する
◉腸ぜんどうを改善、便秘を改善する
◉腸内の悪玉菌を殺菌する
◉痛風の改善
◉過酸化脂質の生成を抑制
◉糖代謝、糖尿病改善
◉金属ミネラルのキレート作用で吸収アップ
◉二日酔い、乗り物酔いの改善
◉日焼けのダメージを軽減
◉肌をなめらかに保つ
◉新陳代謝アップ
◉腎臓機能のアップ
◉肝臓機能のアップ
◉胃酸の分泌を活発化
◉美白 乾燥予防
◉リンスあとのすすぎ水として使うとキシキシしない
◉肝臓での脂肪代謝を高める
◉白血球の働きを活発化
◉皮脂汚れの分解
◉足の消臭 殺菌
◉水まわりの汚れに効果的
※諸説あります。効果を断定するものではありません
クエン酸は、飲む&使うで、かなり素晴らしい食品だといえそうです。
しかし、私のブログの読者さん。
こんな効果は、クエン酸がもつ、最大の魅力に比べたら、小さい小さい。
木を見て森を見ないようなものです(!?)
クエン酸のもつ最大の効果。
それは、やはり。抗酸化にあるといえます。
特に、がん予防。
日本人がかかる病気でやはり、一番多いのは、なんといっても、がんです。
では、どうして、がん予防にクエン酸が効果的なのか。
今日はそれを、説明しましょう。
がんは、以前もいいましたが、
1日に5000個できています
もともとは正常な細胞から、がん細胞に徐々に変わるのです。
リンパ球が、新しくできた、がん細胞を攻撃してくれています。
リンパ球は、大忙しですね。
クエン酸を摂取すると、
この数が減らせる、ということですよ。
なんで?
はい、説明します。
クエン酸を摂取したら、
胃までは、酸として働きます。
腸で中和されてクエン酸ソーダとなり、
腸から吸収され、
血流に乗って、全身に流れます。
そうして各細胞に届きます。
細胞では、毎日毎日、休みなくエネルギー産生が行われています。
この赤字で書いてあるミトコンドリア。
これが、最大のエネルギー産生工場なんですね
ミトコンドリアのなかでは、
食物。
つまり、たんぱく質、脂質、糖質。
これらは、まず肝臓で、体で使われやすい形に変えられますね。
そして、細胞に取り込まれ、
ミトコンドリアがそれをまた、細かく分解して、
栄養素をエネルギーにしています。
ミトコンドリアが担当している、エネルギー産生のしくみを、クエン酸回路といいます。
サイクルが、クエン酸から始まるからです。
クエン酸が足りないと、このサイクルは上手く廻りませんから、
適切な量をプラスしてあげることは、とてもエネルギー産生が活発化するのです。
これはわかりますね。
だから、クエン酸摂取は、エネルギー産生を活発化するために、とても有効。
それとは別の話で、
エネルギー産生にはもう一つ、別のパターンがありす。
こちらは、細胞質が担当しているといってよいと思います。
細胞質が担当しているのは、
『解糖系』です。
解糖系とは、肝臓が代謝し、使われやすい形に変えられた栄養素。
グルコースを、下記のように、細かく分解して、ピルビン酸にまで、変化させます。
この分解→エネルギー産生の過程で、『乳酸』という老廃物が生まれることを、覚えていてくださいね。
さて、このピルビン酸ですが、
アセチルCoAに変換されると、
クエン酸回路にのることができます。
ここがポイントで、ピルビン酸がアセチルCoAに変換されるためには、
なんとかかんとか(笑)という酵素が必要で、
この酵素はアミノ酸で出来ているのですが。
この酵素が働くためには、
ビタミンB1で出来ている、
補酵素が必要です。
うわっ、ここにビタミンB1が出てくるのか、と思った方。
鋭い。
ビタミンBが代謝にかかわる、最重要ビタミンだと、
何度も説明しましたからね。
糖質制限しても、ビタミンBがたりなければ、エネルギー産生も頭打ちです。
きちんと、ビタミンBも意識して、食べましょうね!!
また、酸素が十分にあることも必要です。
細胞に十分、酸素が届くこと、つまり、血流がよいことも重要なんですね。
クエン酸摂取は、ここにも貢献します。
エネルギー産生は、ダブルパワーです。
クエン酸回路と、解糖系の、ダブルパワーです。
ダブルパワーといっても、
クエン酸回路は高分解と言われるのに対し、
解糖系は低分解と言われていることからもわかるように、
クエン酸回路では、ブドウ糖1分子で、36ATP産生できれのに対し、
解糖系では、2ATPしか産生できていません。
しかも解糖系は、老廃物として、乳酸を作ります
だから、エネルギー産生は、クエン酸回路をぐるぐる、優勢に回したほうが随分とお得なんですよね。
戻りましょう。がん予防の話です。
乳酸が鍵です。
クエン酸回路をぐるぐる、優勢にまわし、
解糖系の分解を穏やかにしたら、
体の中に、老廃物である乳酸はたまりにくいです。
この乳酸を溜めない、という視点が、がん予防にはとても重要で。
身体の中で、有害な活性酸素ができるのは、
人間が呼吸している限り、どんなに避けたくても避けられません。
それは不可避な現象だとして、
人間は、この活性酸素と戦う。つまり、
抗酸化。
これにいかにして取り組むか。
これが、あらゆる病気予防のキーポイントになります。
なかでも、エネルギー産生は、生きる為にはこれまた、絶対に必要な活動ですから、
そのエネルギー産生に伴い、老廃物としてできる
『乳酸』と呼ばれる、
有害な酸化物質。
この発生を抑える。
すなわち、解糖系を、穏やかにする視点が、
新しいがん細胞を作り出すことを防ぐ。
=がん予防に繋がるということ。
理解していただけますでしょうか。
クエン酸は、それ自体、適切に摂取すると
細胞の抗酸化を促進します。
◉クエン酸回路を円滑化する
◉細胞の抗酸化を促進する
◉血流をよくする
これは、先にあげた、
◉疲労物質(乳酸たんぱく質)を分解する
◉pHを改善して、血流をよくする
◉むくみの改善
◉肩こり、筋肉痛、腰痛、筋肉のこわばりを改善する
◉腸ぜんどうを改善、便秘を改善する
◉腸内の悪玉菌を殺菌する
◉痛風の改善
◉過酸化脂質の生成を抑制
◉糖代謝、糖尿病改善
◉金属ミネラルのキレート作用で吸収アップ
◉二日酔い、乗り物酔いの改善
◉日焼けのダメージを軽減
◉肌をなめらかに保つ
◉新陳代謝アップ
◉腎臓機能のアップ
◉肝臓機能のアップ
◉胃酸の分泌を活発化
◉美白 乾燥予防
◉肝臓での脂肪代謝を高める
◉白血球の働きを活発化
など、全ての基本になります。
がん予防に→クエン酸摂取
これは、誰がみても正しい。
人が健康に生きるために→クエン酸&糖質コントロール
これも、誰がみても、正しい!!
こんなに、素晴らしい効果が、
これだけのクエン酸で得られるのであれば。
500g1000円程度で得られるのであれば。
100日分1000円。
1日10円!!
やすい!安いよ!
これが、クエン酸が『神薬』といわれる、ゆえんです。