糖質の入っていないアミノ酸点滴、
アミパレンを今日は紹介します。
本当に糖質ゼロか。
糖質、入ってないですね↑
バンザイ。
どんな時に使えるかというと、
◉術前術後の、アミノ酸補給
◉低栄養時の、アミノ酸補給
◉低たんぱく血症時のアミノ酸補給
が適応なので、血液検査で総蛋白や、アルブミンが低く、経口摂取が厳しい場合は保険で使えそうです。
こちら、200ml、300ml、400ml入りがあります。
それぞれ、どのくらいたんぱく質がとれるかというと、
◉200ml→20g
◉300ml→30g
◉400ml→40g
いいですね!
アミパレンは、バリンやロイシン、イソロイシンなどのBCAAが30〜36%と高く、
必須アミノ酸を増量しています。
400mlで、必須アミノ酸が23.64g、とれます。
薬価も400mlで517円と安いですね。
アミノ酸の体内利用の効率の関係で、
100mlあたり1時間で落とさないといけませんから、
◉200ml→2時間
◉300ml→3時間
◉400ml→4時間
時間がかかる点滴ですね。
がん治療には、アルブミンが3.0以上あることがとても大事。
経口摂取が厳しくなってきた場合、
一日体重の二倍のたんぱく質量を摂るのは、とても大変です。
そんな時、使えますね。
もちろん、配慮されたプロテインを摂取したり、
納豆や豆腐、鳥の胸肉や卵など、良質なたんぱく質を可能な限り、摂取する努力は必要だと思います。
がん手術で入院した場合、
糖質ゼロ点滴を希望する時に、胃がんや大腸がんなど、消化器系の手術の場合、
どうしても点滴の期間が長くなります。
頭の柔らかいドクターならば、
イントラリポスと、アミパレンでお願いしたい、といえばもしかしたらして貰えると…
いいなと思います
糖質ゼロのアミノ酸製剤
はこのように存在するので、
患者さんが希望すれば、投与に関しては、
可能です。
頭の柔らかいドクターを探すことの方が難しいかもしれませんね。
ため息がでます。
GAGAでした!
今日は2記事書きました。
朝アップした分には、
血中ケトン体の測定方法について、詳しく書いてます。
↓↓
反響が多いのか、ケトン体のセンサー、今欠品中だそうです…