公務員試験に1カ月で合格することが果たしてできるのか?
結論
YES!
どんな方であれ私はできると思います。
現に私は学習期間1ヵ月半で国税専門官、国家一般職、地方上級A日程B日程C日程の筆記試験を通過し、国税専門官ととある政令市から最終合格&内々定を頂くことができました!
ごく平凡な学生である私にできたのだから皆さんにできないことは絶対にありません!
ここで勘違いされては困るのが、予備校などに通って長く勉強をされている方には勉強量、知識量では当然かなうわけはありません。
ただ、短期受験生にとっての最大の追い風は「追い込みの頂点で試験当日を迎えることができること」です。
半年以上勉強している受験生は過去問を何周も回して完璧な状態だと思い込んで試験当日を迎えている人が多いと思います。試験1週間前くらいからあまり勉強をせず体調管理に入る方もおられるでしょう。
しかし、我々は違います!試験開始30分前まで全力投球で粘り強く知識を詰め込もうと頑張っているはずです。なぜなら、全範囲を網羅しきれていない・少しでも知識を詰め込まないと!ここで勉強を止めてたまるか!という必死な気持ちが自然とみなぎってくるからです。
今から振り返ってみると、私自身の受験においてもこの合格への信念が内定への最大の武器になっていたのだと感じています。
これから言うことを必ず守ってください!
・1カ月の綿密な計画を立て必ずそれを実行すること
・難しい論点があってもそこで止まらない!気にせずガンガン先へ進むこと
・1日13時間以上(合計500時間以上が望ましい)根気強く学習を継続すること
・「自分は今年落ちれば後がない」という思いを常に忘れないこと
大方これさえ守れば勝負できるレベルまでいきます!
ここからは科目選択等についてですが
短期受験生にとって最もポイントとなる科目が
専門
・財政学
・経済学
教養
・政治・経済
です。
実は、私の周りに何人か予備校に通っていた公務員受験生がいたのですが、私が彼らより圧倒的に点数を稼ぐことができたのがこれらの科目です。
財政学の試験では、GDPや国家・地方の財政等に関する最新のデータに関わる問題が半数以上を占めます。また、経済学でも日本国内と世界の最新の世界事情に関するデータの問題が2問以上必ず出題されます。これらで必ずや満点を狙うことです!!
実は、私は国家の試験の前日に財政学・経済学のスーパー過去問ゼミと速攻の時事という本からあらかじめ細かく抜粋しておいたデータ問題用の暗記ノートを一気にインプットしたのですが、それでなんと財政学・経済学のデータ系の問題は満点をとれました。
予備校生の知り合いはみんな細かなデータが飛んでいたようで、どの知り合いも半分程度しか点数がとれていませんでした。
これが先ほど書いた「追い込みの頂点で試験当日を迎えることができる」という我々の最大の追い風を利用した戦い方に該当します。
あと、基本的な目標点スタンスを書いておきます
・みんなが得意とする科目は同じく満点を狙う
・みんなが苦手とする科目は思い切って学習範囲を絞る
専門科目
A憲法、経済学(ミクロマクロ)、経営学、財政学
B行政法、会計学、社会学
C民法、行政学
D労働法、国際関係、政治学、商法
Aは満点を狙う科目
Bは噛り付いて6割~8割を狙う科目
Cは絞り学習で3割~半分を狙う科目
Dはノー勉で勘をあてにする科目
です。
憲法は内容が非常に分かりやすく、内容がわからないなんていう論点は一切出てこないと思います。
判例と内容を覚えた者勝ちの科目で短期間で誰でも満点近い点が狙えます。
経済学・財政学は先程の内容に加え、非常に関連性の深い科目なので、理解に時間がかかる論点もありますが、気にせずガンガン前に進み繰り返し問題を解くことでマスターしていって下さい。
経営学は、国税・コッパンの両方で出題されることに加え、国税では毎年問題が非常に簡単なので、国税受験生は特に満点狙いでマスターして頂きたい科目です。コッパンでは、問題の難易度は高いこともしばしばですがスー過去を回していれば6~8割以上は取れると思います。
長くなりますので続きは第2段として後日書きます!