皆さんは《統一占い》と言う戦略を知っていますか?



統一占いとは、
占い師が複数COしている状態で、次の占い先をあわせることです。白確を作るために行われます。

例えば2名の占い師がいるとして、両方同じプレイヤーを占い、両方○が出た場合、そのプレイヤーは白確となります。

○○→占い先の白確定
○●→占い先グレーのまま
●●→占い先の人狼確定

と言う感じです。
今回は、この戦略についての自分の考えを述べていこうと思います。


結論から言うとこの戦略は大分弱いです。
何故、弱いのか理由を挙げていきます。



1、人狼陣営が占い師の占い先を操作できる。



これが、《統一占い》と言う戦略の一番の欠陥でしょう。
つまり、人狼が会話の発言力を持っている場合はその発言力のある人狼に占い先を操作されている状態になります。
話の主導権が村にある前提でこの作戦は作られたのでしょうが、話の主導権が人狼にあった場合は…。


2、人狼が事前に占い先を把握できる。



普通なら人狼は占い先を予想しか、できずそれを推理して戦略を立てています。
しかし、《統一占い》を行った場合は人狼は占い先を完全に把握できてそれをもとに綿密な作戦をとることが出来るのです。
例えば、話し合いで人狼を《統一占い》で占う事が決まった夜に人狼が占い師を襲撃してしまうことも可能です。


3、占い師の真偽を決めにくい



大抵の場合、占い師の真偽は占い先を基に予想します。
しかし、この作戦を行った場合占い師の真偽を予想する判断材料が大幅に減ることになります。
確かに、会話の内容でも判断できない事は無いですが、占い先よりも情報として小さいので、只でさえ真偽を見極めが必要な役職の判断材料が無くなるのは村にとっていたいです。


4、会議時間に占い先の話し合いで時間を割いてしまう



これが結構いたいのですよね。
大切な会議の時間にそのような事を話していて時間がなくなってしまったと言うことも沢山あります。
序盤の会議時間は時間的に話していても問題無さそうですが、中盤辺りから会議で話す時間は無くなってくると思います。




と言う感じで、僕はあんまり強くないと思います。
特に、上級者が人狼の時にこの作戦を行ったら確実に村は滅亡します。
その点を踏まえるとリスクの割にはリターンは微妙なこの作戦をやるメリットはないと思います。




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