優勝前にガンバ大阪のおさらい | ガンバ大阪サポーターによるサッカー&WCCF

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Jリーグ再開後のガンバ大阪の試合結果を見てみると

VS甲府 2対0
VS清水 4対0
VS神戸 5対1
VS横F 2対0
VS大宮 2対0
VS名古屋 0対1
VS甲府 3対3
VS新潟 5対0
VS広島 1対0
VSセ大 2対0
VS清水 3対0
VS鳥栖 4対1
VS鹿島 3対2
VS川崎 1対0
VS 柏    0対1
VSF東 2対1

16試合中13勝2敗1分 (勝率81%
39得点10失点(1試合あたり2.4得点0.6失点)

参考
2012年1試合あたり2.0得点2.0失点


恐らくこの期間なら得点数・失点数ともにJ1で最も良いと思われますが、ガンバ大阪のイメージとは反する結果ですが、なぜなのでしょうか?


それはガンバ大阪が自分達のアイデンティティーであったポゼッションを捨ててトランジションサッカーに移行したことが原因だと思われます
ここで証拠になるデータがこちら
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1番下のボール支配率のところを見て欲しいのですが、51.3%と相手よりボールを長くもててるとは言えない状態であると言えます



今はトランジションサッカーと言いましたが、つまりは切り替えを速くしある程度リトリートしながら守り、ショートカウンターやパトリックを裏に走らせるサッカーです。特にパトリックはスピード・パワーなら欧州トップリーグでも通用するくらいのレベルなのですが足元の技術は低く、今までのガンバ大阪ならまずフィットしなかっただろうタイプの選手です
そのパトリックが右サイドの裏に走らせ素早く点を取るのがガンバ大阪のパターンとなっています(最近は研究されてます)

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注目してほしいのは一枚目でガンバ大阪の前線は四人しかいないことです。素早く攻めようとするため全体でラインを押し上げて人数をかけてコンビネーションで崩すというシーンが少なく、このようにパトリックを裏に走らせるシーンが多いのです


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別の例です。このシーンも全体で押し上げて攻めているわけではないのがガンバ大阪の選手の位置からわかると思います
もちろんガンバ大阪の選手達は繋ぐ技術はあるのでそういうコンビネーションを見せる時もありますが、もうチームとしては違うということでしょう

とはいっても押し込む時間帯が全くないわけではありません
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こういった時に相手を崩すオプションはもともとガンバ大阪にはあるのです



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バルサは攻守の切り替えを徹底して早期のボール奪取を試みることで高いボールポゼッション率を叩き出し、レアルはカウンターとポゼッションの両方で勝負できるハイブリッドなチームです

遠藤、宇佐美、倉田、大森、阿部、岩下とポゼッションをやるのに適した選手
藤春、宇佐美、パトリック、東口、今野とカウンターをやるのに適した選手と両方が揃ってますし、ポゼッションのノウハウ、攻守の切り替えの徹底もされてるので、つまりガンバ大阪はレアル化に必要な条件もバルセロナ化に必要な条件も実は満たしているということです









今日の試合では徳島が引いてガンバが攻める構図が予想されますが、遠藤や阿部などのポゼッションで崩すためのキーマンがどれだけ活躍できるかがポイントでしょう



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