森の中の隠れ家
トータルエステサロンGarden田辺です
さて、昨日日曜、福岡へお勉強に行って参りました！
（ついに、本州出ちゃいました。
主人と娘に感謝
）
）今年から学んでいるオステオパシー、
外部講師をお招きして、全国のノブアカデミーの生徒が集まりました。
今回のお勉強、メインは
知識 でも 技術 でもなく感覚
なかなかそんな機会ありません‼︎
だって今触っているのがどこなのか？
皮膚？脂肪？筋肉？骨？血管？
筋膜でも浅い所なの？深い所なの？
同じ範囲に硬さがあったとしてもそれがどこまでの深さなのか、
どこまでがとれてどこまでがまだ残ってる？
（体は奥に深くなるほど大切な物がありますからね♪）
全然別の場所を触っていても、先生には
「そこじゃなくてもっと奥です。」
「今逃げてるからもっとしっかりとらえて」
とかわかるんですよ
先生がモデルさんの一番の問題だった部分をリリースする時に、みんなで他の部分を触らせてもらって
「今まだ動いてます、とめます、とまりました、リリース始まりました」
と感覚を共有
全身に繋がっている“膜”
どこかに、つまりや引きつれがあれば全身に影響があります。
それが、
今出ている症状の根本の原因は別にある
ということ。
きちんと膜をとらえて触れていると、
その動きがわかるし、
正常な動きなのかそうじゃないのかもわかります(*^^*)
深さによって動き方も、リリース後の感覚も違う。
体って本当に面白いしすごいなぁ
今回の学びでは、感覚ももちろん
セラピストとしてのマインドも、
また深く染み込みました。
だって、そんなすごい施術ができると、
「私が治してあげている。このコリや硬さをとってあげている」
という気持ちに陥りがち。
でも施術者には、治せないんです。
だって治すのは、誰かじゃなくお客様自身だから
する側が自己満足で何をしたいか？
ではなく、
お客様自身が本当は何を求めてどうなりたくて来ているのか？
お客様の身体の声を聞かせてもらって
その人の治す力を信じてできるサポートをする
問題があっても、
その人の歴史を否定するのではなく、
一緒に受け入れて一緒に気づく。
ご本人が気づき何かを変えよう！と望むから、
体が変わっていく。
ノブアカデミーの授業でもよく出てくる、
本当にクライアントに寄り添うって？
という所を、
また別の角度からも気づかせてもらった感じです。
ただ足を触っている、膜を触っている
という意識なのか、
大切な身体に触れている
という意識なのか。
ただの石なのか
100万円の価値の石なのかで
触り方もきっと違いますよね。
だって人の身体って60兆から100兆の細胞でできているんですよ！
一個1円としても（買えはしないけど）
60兆から100兆円
すごい価値だよー。
そして、誰かの所ではなく、
自分の所に来てくださったお客様との出会いはすごく貴重だし、
きっと偶然ではなく意味があるはず。
オステオパシーがただ技術の一つというだけではなく、
考え方、哲学というのはそういう所なんです。
人が治しているのではなく、
治しているのは自然。
生かされていることに気づく。
自分が今見えている世界の中で最高の施術をする。
誰かと比べるのではなく
昨日の自分より今日の自分。
身にしみますねぇ。。