森の中の隠れ家
トータルエステサロンGarden田辺です(*^^*)
暦の上ではもう、秋が終わってしまいましたが
（2015年は10月20日から11月7日までは土用で
秋と冬の季節の変わり目です）
冬に入る前に
ちょっと遅いですが、
秋の臓器
肺 の気持ちシリーズ！
↑ハイ。私？
秋に起こりやすい
咳、のど痛、鼻水など呼吸器系のトラブルや
皮膚の乾燥、かゆみなど皮膚トラブルなども
あなたの肺の気持ちが表しているのかも
東洋医学では、秋は
肺 の季節。
肺だけでなく鼻や気管支、呼吸器系
皮膚や大腸とも関係が深い と言われています。
肺の主なお仕事といえば
空気を吸って酸素を取り込み、
吐いて二酸化炭素を出すこと。
食べ物や飲み物は、
少しくらい入れなくても生きていられますが、
酸素なしでは私たちは数分と生きられません。
ただ、
もし酸素が必要なだけだったら
長い進化の過程で
体内で酸素を作り出せるようになってもいいはず。
でも そうはならずに、
吸って吐いて、入れて出して、ガス交換をするのを繰り返しているのはなぜか？
吸ってばかりの人も
吐いてばかりの人もいません。
この
交換する というのが
肺の重要な役割のひとつ
じゃあ何を交換しているのかな？
というと実は、単に
酸素と二酸化炭素だけじゃなく
大気に含まれる
「見えない情報」を交換している
のだそう
つまり、
吸うことによって酸素だけじゃなくて
周りの環境の情報、
暑いのか寒いのか？
湿っているのか乾燥しているのか？
澄んでいるのか濁っているのか？
などなど、
今いる環境のありとあらゆる情報を
取り込んでいるのだそう。
なので、
今の時期みたいに
1日の中でも気温差が激しかったり
昨日と今日で気候が変わりやすい秋は、
その情報を読むために肺がフル活動
『空気を読む』
なんて言いますが、
実際に私たちは空気（空の気、エネルギー）から
いろんな情報を収集しています。
構造的にも
肺は情報を集めやすい形になっていて
肺の入り口である鼻腔は、
大きな空洞で
涙が流れる鼻涙管を通じて眼に
耳管を通じて耳に
副鼻腔を通じて脳に
繋がっています
もちろん口にも
同じ呼吸器系で皮膚にも
関係があるので
肺には、
五感を総動員！
して、自分の外側の情報が集まってきます。
じゃあ吐くときには？
吐くことによって、
要らない老廃物や二酸化炭素を出すと同時に
こちらも 情報を出しています。
つまり、呼吸して息を吐くことによって
今の自分はこんな風になっていますよ～と
自己表現をしているのだそうな！
吐く＝土に口をつける
土ってつまり、地球や大気のこと。
吐くことで
自分の内側の情報を、地球や大気に伝える。
そう考えると、
大気の中には、そうやって
周りの生き物や植物、生きている物全てが
自分を表現した情報が含まれている
そりゃすごい情報量ですね！
呼吸をすることによって、
「自分の周りは今こうなっているんだ」
という情報を集め、
「自分の内側は今こうなっていますよ」
という情報を発信している
肺の気持ち①
周りの情報を集めたい
そして、
自分の情報を表現したい
芸術の秋 とも言われますが、
芸術も
自分の内面を表現する方法のひとつだから
かもしれませんね