比較的平穏に過ごしている日々の中で、ふとあの日、ペテロが繰り返していた「よーく、思い出してください」という言葉が気になり出しました。
「まさか、彼が生きていた二千年前のパレスチナのことを思い出せ、とでも言うのか」
などと思いめぐらしていた時です。
もしかするとそれは、前述のNさんが撮った不動明王の写真と何らかの関係があるのではないか、と直感したのです。初見の写真であったにも拘らず、私はすでにそれを知っていたこと、それも、見た瞬間、ある種の嫌悪感を抱いたことなどを思い出したのです。
「そうか。ペテロは、父・明王が私に降りた時に黙示した膨大なビジョンの一番大切なことを思い出せ、と言っているのだ!」
直観は即座に確信に変わりました。
『神の選択』より抜粋
鎮魂法により記憶を呼び覚ましてみると、潜在していたものが直ちにビジョンとして顕在してきました。
赤く濁った灼熱の大気に覆われ、ハルマゲドンにより死の星と化した近未来の地球の光景だったのです。
現代はハルマゲドン(新約聖書・ヨハネの黙示録十六章十六節)の渦中にあります。それは、天界における神とサタンの戦いではなく、われわれ地球人類の最終戦争のことなのです。(神とは創世神のこと、サタンとは神の自己矛盾の存在であり、三次元宇宙に闇がある限り不滅です。)
ハルマゲドンの原因は、人類の欲の塊りによって、実体界(第二章で詳述します)の矮小化を招き、サタンの闇が拡大しつつあり、神の意図する光の世界、つまり三次元宇宙の拡大にもはや地球人類の存在が不要になってきたことにあります。
未来とは神の意思そのものですが、ただ、そこには"揺らぎ"があります。したがって、もし人類がいま目覚めるならば、地球におけるハルマゲドンの回避は可能なのです。
『神の選択』より抜粋
地球温暖化による危機がスーパーコンピュータにより導き出され、その対策として温室効果ガス排出を規制する京都議定書が採択されたのは1997年。弾き出された金星化の時期は2016年。温室効果ガスの排出権は今やマネーゲームと化してしまい、規制は有名無実のものとなってしまっています。
さらに、予見したハルマゲドンの時期は2013年5月5日。
無事にやり過ごすことが出来ましたが、太陽物理学者によれば、その日には太陽の黒点活動が止むことにより太陽の磁場シールドが弱まり、多くの宇宙線が地球を襲い、雲を発生させ、地球に異常気象が起こる可能性を述べていたとの話しもあります。
ノアの洪水の様なものが起きれば、その地の原発は制御不能となり、原子炉の暴走や放射能の拡散にまず間違いなく繋がる事でしょう。
科学的な視点からすれば、世界破滅の引き金になりかねない異常気象の起こる可能性があるというだけであり、確定的な予測ではないでしょう。
しかし、その可能性のあった日が、奇しくも下塚さんの予見していた日と一致していたことは決して偶然ではないと思わせられます。
その5月5日に先立ち、神の選択を翻して頂くべく、有志数名が集まり、皆神山へと参りました。
皆神山は、長野県北部、松代にある小高い丘の様な山で、一部トンデモ系カルトと思われかねない立て看板等がありますが、世界中の神々が集まるとされる信仰の山です。
下塚さんが初めて訪れた際に、その山頂で起きた出来事がブログに記されています。
善霊との出会い・・・6
それ故の皆神山であり、マヤ暦による終末の日とされていた2012年12月23日の約100日前に当たる9月10日、及び、今年の日代御子大神社の例大祭に詣でた翌日、4月15日の二度にわたる神降ろしの旅に私も参りました。
10代半ばをピークに私の霊感はどんどんと弱まり、今ではほとんど失せてしまったものと思ってはいますが、数々の霊体験により、魂の世界の存在は厳然とした事実なんだと認識しています。
私如きの霊感で危機を知り得る由もなく、帯同させて頂いたのには訳があります。
世情の流れと世の中の仕組みや歴史を、ユダヤ金融の組織的陰謀として関連付けて解釈してみると、最も理に適った説明ができること。
また、その拝金亡者達の理念・・・
一般市民を刹那的な享楽と欲望に誘い、自らに向き合って考える時間を奪い取って白痴化させ、我欲から争いを起こさせ、また、その生活すべてを支配して搾取する。
これらが人類の存在意義とまったく相反していて、魂の矮小化した地球人を無用の者と見なし、創世神はハルマゲドンの実行を未来選択した、との啓蒙に至極納得できた事と、下塚さんの人柄に全幅の信頼を置けた事からに他なりません。
そして、少しくとも役に立ちたい、との思い。
まずは危機を脱したとはいえ、サタニストである偽ユダヤ人組織による陰謀が止んだ訳でもなく、いつ天誅が下されてもおかしくない状況に変わりはありません。
お話しを皆神山に戻します。
昨年は参加希望者が20名を超え、実際には19名の者が集まる予定でした。
宿には17名が集合し、神からは事前に「12名の者を集めなさい」と告げられていたそうで、選別をした訳でもなく、それぞれの事情もあり、いざ当日皆神山に登る段になると、12名になっていました。
皆神神社入り口駐車場で落ち合うことになっていた2名も現れず、結局、神と会うべくその場に臨めたのは告げられていた通りの12名でした。
今年も「9」という数を伝えられており、その通り、当初参加予定者は9名が集まりました。
間近になり1名増えたものの、当日になり仕事との兼ね合いでどうしても行けなくなった者が2名、しかし、当初よりの参加予定者がもうひとり連れてきて、結局プラスマイナスで9名の者が皆神山に参りました。
その様な不思議な符合もありました。
二度とも、前日に富士浅間神社と日代御子大神社にお参りし、その晩は松代において親睦会を兼ねて一泊し、当日朝9時半に皆神山に向け、麓の宿を出発するという流れです。
昨年のことは下塚さんがブログの報告において述べられていますが、その時の事を少々補足したいと思います。
まず、2010年4月に神が降臨した場所である山頂の御神木で祝詞を上げて創世神の再降臨を願ったものの、
「駄目です。降りてきてくれません。」
との下塚さんの言葉。
諦めて山門まで戻り、しばらく皆で話し込んだ後、鎮魂法を行える者は本堂にて行を行い、改めて神に御降臨を願おう、ということになり座りました。
私も一緒に、下塚さんのすぐ左隣に座らせて頂きました。
複数人で臨んでおり、人に影響を与えない様、自分の玉を体の大きさに留めて瞑想していて、いつになく玉の輪郭ががっちりとしてきたと感じた時、下塚さんが
「神が降りてきました。」
と言いました。
しばしの沈黙の後、
「わかりました。ありがとうございます。」
とも。
そして、その後も少し行を続けてから座を解きました。
「年内のハルマゲドンは無い。」
とのことと、下塚さんに対して
「お前次第だ。」
とのことでした。
この時、私は何も感じ取れなかったのですが、同行した方々の中に若干名、神の降臨を感じられた方がいらっしゃいました。
おひとりは、建築関係のお仕事をされているTさんです。
Tさんは一緒に座らずに、後方から皆を見ていたのですが、上から物凄い光が注いでくるのを見たと仰っていました。
もうひとりは、同行されたTさん(この方は前述のTさんとは別人で女性です)の娘さんのHちゃんです。
Hちゃんは、私の問いかけに対し、
あの日、本堂の前で下塚さんと鎮魂法を開始し、下塚さんが「神が降りてきました」と言った瞬間、目は瞑っていて実際に見たわけではないけれど、目の前から光輝くあたたかみのある特別な物体がブワーッとわたしの方(皆の方)に向かってきました。
光の勢いで風も感じました。
爽やかな風でした。
その瞬間、神が私の近くにいて下さっていると感動し、こんな光栄な機会は滅多にないと、涙が出てきました。
神の光は、私や他に座っていた皆さんを包み込んでくれた気もしました。
びっくりというよりも感動の方が大きかったです。
と語ってくれました。
その時、一瞬目を開いてみたのでしょう。
お堂の中央にある鈴から下がっている縄が、ゆっさゆっさと左右に揺れているのも見えたそうです。
また、その光は、『神の選択』の栞になっている不動明王の色だったとも仰っていました。
私は行中、目をずっと閉じており、何も見えてないし感じてもいませんでしたが、どうも、創世神の光を浴びるという至極貴重な体験を、その場に居合わせた仲間達と共にさせて頂けた様です。
皆神神社 本堂
この軒下に皆で並んで座り、鎮魂法を行いました。
また、東京に戻り、皆でそれぞれが撮ったものを確認していた時、山頂でアマテラスさんが阻み、諌めていたことの判った写真。
帰り際、山門のところで気になる雲があったので撮ってみました。
龍の残像だそうです。
マヤ暦による世界終末は無い、と教えては頂けたものの、不動明王から告げられているハルマゲドンがあり、その約20日前に当たる日にも皆神山へと足を運びました。
当日の早朝、皆神山には霧がたち込め、山頂を窺うことはできません。
いざ、参る頃になると、その霧は晴れて青空が覗いてきました。
本堂でお参りし、数ある摂社にも参拝してから、少し離れたところにある山頂の御神木へと向かいました。
今は閉鎖されて営業していませんが、ここは、神が最も怒っているという、ゴルフ場であったことがわかります。
視えはしませんが、霊的なものの存在にとても敏感なSさん(この方は2010年に神の光を浴びた方の一人で、俳優をやっておられ、「相棒」などの刑事物ドラマによく出演されています。)が、
「おおっ!? 今回は違うよ! 前回は視線の様なものを感じなかったけど、今日は何か神様の様な視線をビンビンに感じるよ!」
と興奮気味に仰られていて、御神木の近くでは
「ここ、物凄く気持ちいい! 目をつぶると神様の光を受けているのがよくわかる!」
と、とても幸せそうな表情を浮かべています。
私はというと、背中に当たるお陽さまがとても暖かくて気持ちいいなぁ、と普通の感覚で感じていた位です。
今回は御神木のまわりで手を繋いで輪になり、皆で神の降臨を願いました。
願うといっても、神への陳情は下塚さんに任せているので、私達は唯、無心で祈っていたようなものです。
そして、創世神はいらっしゃって下さいました。
メッセージは、ただ一言。
「お前達次第だ。」
この解釈については、下塚さんの書かれた報告にありますが、
「ハルマゲドンの神の選択を変えるよう、これまで私がしてきた努力を、より多くの人々が続けなければならない、という命令」
だと受け止めました。
創世神に降りてきて頂く為に祝詞を上げていた最中、思いもよらず、その風景が写真に収められていました。
しかも、そこには創世神のエネルギーが赤っぽい光として写りこんでいたのです。
御神木の向こう側から木を突き抜けて、神は降りてきました。
また、神の降臨の為に浅間神社の烏天狗が張って下さった結界を示す写真と、それについての下塚さんの記事。
その拡大画像。
二本の光が縄となっているのがおわかり頂けるでしょうか。
皆神神社境内の別の御神木。
うねりまくっています。
また、大本教の三代教主が詠んだ歌の石碑。
みすずかる しなののくにの 神山に ともらつどいて 世をいのらなむ
「まるで私達のようですね」
と、下塚さんと笑い合ってしまいました。
神々しい写真や不思議な写真は他にも多く撮れましたが、これくらいにして本題に戻ります。
冒頭において、
未来とは神の意思そのものですが、ただ、そこには"揺らぎ"があります。したがって、もし人類がいま目覚めるならば、地球におけるハルマゲドンの回避は可能なのです。
と引用した様に、私達が人類の存在理由の真理に気付き、心から愛を持って生きることは、世の人々の幸せと、希望ある未来へと繋がっていくのです。
その為にも、真理の説かれている『神の選択』を広めるのは、ひとつの効果的な方法であり、理解しようと努めている者達の使命ではないかとさえ、私は考えてしまいます。