みなさん、こんにちは~
前回記事「FTMエピテーゼには、ピアッシングは応用できないのか」からもつながってくるのですが、
本日はFTMTSのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)をあげるための視点について考えてみます(*^-^)b
身体的な性別への違和感も強い我々。
だから、みんな一心にオペを目指しがちだと思うのですが、、、
大金と時間とあらゆるものを投下しても、生まれたときからの体が復元されるわけではなく。
手術の結果も医師・術式によって全然結果が違ってくるし、
患者本人の資質によるところも大きい。
そして、下手すると運の要素もかかわってくる。と、なかなかシビアな現実があります。φ(.. )
~~ここまで前置き(笑)~~
というわけで
今後の方々のために、発想の視点としてタイトルの件をお伝えしておきたいんです。
Pを手に入れるために、今ある道(選択肢)は、「形成手術」か「エピテーゼ」。(つまり、自前の肉片でつくるPか、人工物P)
でも、今後もしかするともっと別の選択肢が増えるかもしれませんよね。その「可能性」は、いつも頭の片隅においておいて欲しいんです。
例えば・・・
・再生医療によるP復元&延長した尿道とつなぐ、とか
・P形成の際に使用する肉片をなんらかの形で再生医療を応用する、とか
・移植
・エピテーゼのより一層の進化
・そして、まったく新しい道 etc...
新しいことへもアンテナをはって、人生の選択の際は、トータルな意味で自分の生活に必要なのは何か?という視点をもたれますよう。
S医大のH先生に、事故等で損傷をうけたP復元技術をFTMのオペに転用してくれないかと頼みにいったのは、昔のFTM当事者でした。
あまり知られていないけれど、今GID医療を提供してくれている病院のなかには、GID当事者が開拓したことがきっかけのところも数多い。
今この時も働きかけてくれている人は、全国にいるでしょう^^
それから・・・案外、エピテーゼの進化系を生み出すのって日本のような気がしません?
私はそんな気がしますよ(笑)
そして、それを働きかけるのも、いち当事者なんだと思います(^O^)/