本日(5日)発売の『週刊プレイボーイ』(集英社)にて、

全日本プロレス社長・秋山準の読み物を

異例の6ページを割いてワタクシ金沢が書いています。



表紙はこちら。

照れるなよ、みんな(笑)。


ここ数年、集英社さん、週プレさんとは

プロレス関連の仕事でずいぶんと関わらせてもらいました。


空前のヒットシリーズとなった集英社刊のDVDマガジン

『燃えろ!新日本プロレス』でアドバイザーを務めさせてもらったり、

昨年末の週プレ年末年始合併号では、2016年の1・4東京ドーム特集として、

オカダ・カズチカ、内藤哲也、本間朋晃のインタビューなども行なっています。




今回はまさに異例のパターン。

過去の週プレのプロレス特集とは一線を画すカタチで、

波乱万丈のプロレス人生を歩んできた秋山準にスポットを当て、

そのプロレスラー人生を通常のインタビュー形式ではなく、

ヒューマンドキュメントとして仕上げてほしい、というオファーを受けました。


まあ、要はもっともシンドイ作業になるわけだけど、

ライターとしては腕の見せどころであり、

まして対象が秋山なら望むところでもあります。


それにしても秋山準に面と向かって、ロングインタビューを行なうのは、

彼がノア代表として新日本の2003年『G1 CLIMAX13』に

出場が決まったころ以来だから、なんと13年ぶり。


長いようで、短くも感じる、この13年という空白。

ただし、空白期間はあってもプロレスラー秋山準のことは必ずどこかで見ていたつもりです。

今回の取材では、全日本プロレス道場の、

秋山が入門時に生活していたという思い出いっぱいの部屋で

じっくりと1時間半にわたり語ってもらいました。


周知のとおり、私の場合、新日本プロレス担当歴が長く、

テレビ朝日『ワールドプロレスリング』の解説歴も長いため、

すべてにおいて新日本贔屓と思われがちです。


ただ、この30年の業界歴を踏まえて正直な思いを言うなら、

過去にイチバン上手いと思ったレスラーは川田利明であり、

過去にイチバン素晴らしいと思ったレスラーは秋山準。


意外なことに、全日本系の選手たちなのです。

いや、彼らの共通点を探っていったとき、

全日本のなかの新日本系という趣きがあるから惹かれたのかもしれません。


まあ、そんなさまざまな思いもこめつつ、

秋山準、46歳の生きざまに迫ってみましたので、

是非、読んでみてください。



●データ


【プロレス・ヒューマンドキュメント】

“超新星”時代の苦悩、ノアの悲劇、パニック障害、そして“王道”再生へ

 

全日本プロレス社長秋山準46歳、その闘いの歴史

 

取材・文/金沢克彦(元『週刊ゴング』編集長)

 

24年前、“超新星”の異名で颯爽とプロレス界に現れた秋山準。46歳となった現在 

も、全日本プロレスの社長レスラーとして闘い続けている。その波乱万丈なるプ 

ロレス人生に、“GK”金沢克彦が肉薄する――。


週刊プレイボーイ

no.38

定価 400円(税込)。

本日発売!