OLYMPUS E-1
・標準ズーム…14-54mm F2.8-3.5
夜に撮影するのが夜景。
しかし、夜景は空の色が残っている黄昏時が好きだ。
空のグラデーションと街の明かり…、
自然光と人工光とのバランスを意識できるから。
ただ、この時間帯はとても短い。
「短い」と言えば、黒澤明監督の映画「生きる」。
渡邊勘治(志村喬)が公園のブランコに揺れて歌っていた「ゴンドラの唄」。
その歌詞の一部「命短し、恋せよ乙女…」。
そうなんだ、大事なことは先送りはできない。
曖昧なものに縋(すが)っていては、虚しくなるだけだ。
確かなことだけ、キチンと味わって進みたい。
何もしないなら人生は退屈だが、
何かを成そうとしたら、人生はあまりにも短いみたいだから。
「ゴンドラの唄」は1915年の作品。今から100年以上前の歌。
夜になってしまった。
大好きなあの人に早く会いに行こう!