443話◇己の能力の育て方 メモ


⚫︎一日一日自分との戦い。

物事に臆せず、自分の最善でもって取り組む。

自分を追い込むのは恐いかもしれないけれど、そこまでいかなければ潜在能力というものは引き出せない。

己の中にある恐怖心や怠惰な心との戦い。それは物事への取り組み方に現れる。

湯の盤銘に曰く、「苟(まこと)に日に新たなり、日々に新たなり、また日に新たなり」と。


⚫︎継続途中で挫けず怯まず。

甘えた心/ふざけた心は一掃して真剣に取り組む。それでこそその人の真心が引き出される。


⚫︎努力

人が10回やれば、自分は1,000回やる。努力の量は世界一であること。

一番下手なら、一番努力するのが当然。


⚫︎厳しさ

「甘えやだらしなさを許さない」と、自分自身に厳しくしてはじめて道は尊いものになる。

毎日継続できずにやめてしまうのは、薄志弱行の徒でしかない。

陰陽相対楽しさ(楽し手伸ばし)も大切。しかし、楽しさを求めて怠惰になってしまったり、世界一の努力を怠ってはならない。


他人には寛容に。

しかし、自分のだらしなさは許さない。

その態度が、天から与えられた純真で正大な「性・命」(生まれながらの持ち前・精神・使命)を発現できる道の体現。


⚫︎成すべきことを為す

怠惰の入り込む隙を残しながら、化していくという道理はない。


⚫︎機会

取り組む機会。これを作り続ける。

実は、己の道義や約束を破ることは難しくない。ならば、それを破る機会を作らないこと、避けること。


⚫︎復活

倒れたら起き上がればいい。起きたらまた歩き出せばいい。

ゲームのように楽しむ。


⚫︎度胸と覚悟

やる度胸はあるね。本気だね。では、やられる覚悟はあるか?

物事は陰陽相対。斬る度胸はあっても斬られる覚悟が無いなら、心はすぐに折られてしまう。

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