第460話◇失敗
馬鹿は、失敗から何も学ばないから同じ失敗をする。
失敗を繰り返せば死んでしまう仕事もあるし、たった一度の失敗が取り返しのつかない事態を招くこともある。
人生は、同じ失敗を繰り返せば惨めに終わってしまう。
馬鹿では自分を生きることができない。
だから、失敗を繰り返す馬鹿ではいけない。
「誰も教えてくれなかったから…」。
ん?選択する答えは「人のせい」なのか。
自分の甘さや弱さは放っておくのか?
その甘さは、怠惰であり卑怯な態度である。
甘さは失敗と同等の罪。
そこには真剣さが足りない。
そもそも、なぜ真剣にやることを「真剣にやれ」というか?
竹刀だとふざけることができてしまう。
しかし、真剣でふざけてたら大怪我するし死んでしまうこともある。絶対にふざけていられない。
閑話休題。
「誰も教えてくれなかったから…」で済ませてはいけない。
それなら自分でやる。自分たちでやる。
「訓練すること。練習すること。学び会得すること。逃げないこと…」。
「人のせい」を選択するより、100倍いい答えだ。
男として生まれたからには、最強の男として振る舞い、君臨する。
甘さ弱さとは訣別して、自分の誠を顕現させる。
合宿2日目に…。