甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)日帰り | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。


今年の夏は、アルプスに登らずに終わるのか?

そう心配したのは、自分だけではないはず ・・・ 。



最後の悪足掻きに、甲斐駒ヶ岳へ行ってきました。



去年の甲斐駒ヶ岳山行は、黒戸尾根から1泊2日のテン泊でした。
その時は、ちょっと肋骨にヒビも入ってたし、尾てい骨も痛めてたんですよね。

そんな状態ながら「もしかしたら、日帰りも可能なんじゃないか?」と思ったルート。

黒戸尾根を、日帰りピストンで登ってきました。

日帰りなのに、万が一の場合を考えてテントを担いでくと云う ・・・ 。

2014年08月23日(土)

04:52 尾白渓谷駐車場

今回は、万全の体勢で ・・・ 、

と云いたい処ですが、実は一睡もしてません。

05:10 くらいむおん



予定より、1時間以上遅れてのスタートに。

自分より少し前に、若い女性がスタートしてました。
もしかして、日帰りかなー?

歩き始めて、たったの1時間で雨が降りだしはじめました。

これ以上、雨が強くなったり、11時までに御来迎場まで到着できなかったら下山しよう。

睡眠不足からですかねぇ~?
下山する言い訳ばかり考えてました。

06:52 横手・白須分岐(笹ノ平)

おやっ?

このペースなら17時までに下山できそうかな?

鳳凰三山や富士山が見えるポイントに到着するも、当然ガスワンダーでした。

08:05 刃渡り



最初のロープが出てくると ・・・ 、
階段、鎖、梯子の連続に。



08:31 刀利天狗

前回、必死だったのか?
骨折の痛みからか?

あまり記憶にないんだけど、意外と苔ワールドでした。



ギンリュウソウもいたりして。

樹間から甲斐駒ヶ岳の山容をチラリと拝むが、すぐにガスに消える。



そう、まだ前衛の山にしか登ってないですからね。

09:08 五合目小屋跡



ここの梯子が長いんだ。






トレランの人たちが、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根を何時間で登ったとか、よく聞くけど ・・・ 。
走るのが速いのは解るとして、こう云う梯子や鎖場も速いって凄いですよね。





この後、寝不足からか、疲れからか、一瞬フラッと目眩がきて、20年履いたサポートタイツ穴が空いてしまってショック。

10:03 七丈小屋



通行止めの案内も、ありました(その後、バスは復旧したらしい)。






テン場からは、八ヶ岳が見えるはずなんですが、当然ガスワンダー。

10:54 御来迎場



ありゃりゃ11時前に、着いちゃったよ。
ナンダカンダ言い訳がましく宣うて、下山するつもりだったのに ・・・ 。

こりゃ行くしかないな。

スタートが同じくらいの時間だったトレラン人たちは、もう下山してきました。

ここからは、岩登り。






オヤマリンドウかな?



ホントにもう夏が終わって秋なんだなと感じますね。

( ̄∀ ̄) それから、店頭に秋味が並んだ時ね。

滑落に注意しながら、



もうチョイだ。







12:08 甲斐駒ヶ岳







この日は、滑落事故が発生したため救助のヘリが飛んでいました。


写真は、救助のヘリを探す登山者たち。

12:30 下山開始
17:22 尾白川渓谷駐車場

自分が登り始める少し前に出発した山ガールも、黒戸尾根ピストンで無事に下山してきました。

日帰りでも、この達成感!!
と、ちょっぴりの筋肉痛。

女子でもやってる人がいるくらいだから、男子には頑張ってチャレンジして欲しいなぁ~♪

駐車場:無料(市営駐車場)
トイレ:道の駅「はくしゅう」がお薦めです(ここで、車中泊もありだと思う)
市営無料駐車場、厠尾白庵(竹宇駒ヶ岳神社)、七丈第一小屋
標 高:甲斐駒ヶ岳(2967.0m)
標高差:白須観光キャンプ場より(2197.0m)
C T:約15時間10分
山と高原地図:北岳・甲斐駒(南アルプス)


甲斐駒ヶ岳黒戸尾根は、登るのはいいけど、下るのがねぇ~?と思っているので、縦走もしてみたい。

鋸は、ラストの林道歩き3時間が辛いらしいので、廃道経由で日向山かな?

ちなみに、来年?

日向山から三ツ頭までのピストン(1泊2日)。
次に黒戸尾根からのループ(1泊2日)を計画中。



個人的には、毎月トレーニングで登ってる曇取山を、
これからは更にステップアップして甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山にしてもいいかな?と思っている処です。

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