一夜明けました。


余韻に浸っています。


朔ちゃんの昨日の言葉を借りるなら「しみったれた」事を書こうかなと思います(笑



色々ありましたがまずは最高の一日でした!



脱退のアナウンスがあったもののスタジオやliveで顔を合わせればそれには一切触れずいつも通りの日常会話がメンバー間でもあったので実感が無かったですし、実際昨日の帰り道も最後のliveっていう感じはありませんでした。


自宅に到着し一息ついたところようやく実感がジワジワと。



大変な事もあった活動期間でしたが、濃密という意味ではこの活動期間に勝るものは自分の音楽活動において無かったように思えます。



今となっては辛かった過去も全部笑い話になり、頭の中でも良い思い出にシフトチェンジしています。



それもこれもメンバー、スタッフさん、事務所、社長のお蔭。



自分がV系の世界でバンドをやるには3つ条件が必要でした。


まずはゴシップでなければならない事、マネージャーを含めたあの5人とでなければ出来ないという事。



そして事務所がアインスで無ければダメという事。


最後に社長が藤岡社長である事。



この3つのどれか一つでも欠けていたら僕がこの世界でバンドをやることは事実上不可能でした。



常に辛抱強く接してくれた、そして好きに叩かせてくれたメンバー達と広い懐で理解を示してくださった事務所並びに藤岡社長。


本当に感謝しています。



僕が何年も前から漠然と思い描いていた数々の小さな夢は全てゴシップで叶えられました。



バンドとしては決して長い期間ではなかったかもしれないけど、この活動期間はまるで某漫画の「精神と時の部屋」のように実際の時間軸を越えた程濃い期間でした。




皆さんの中ではいつも笑顔っていう印象があるかもしれないけど、僕自身は心のどこかでいつも俯瞰、一歩引いたところでも物事を見ているのである意味少し冷めた部分を自分の中に感じている人間です。




だからきっと泣いたりすることもないと実は思っていました。


でも違いましたね。



自宅について一息ついていただいたファンレター、寄せ書きを見ていて何度も書かれた「ありがとう」


その一言を見て自然と泣きました。


それも人には見せられないくらい。声もちょっと出ちゃいましたね。



その瞬間心の底から「良かった。僕も最後に涙を流せるバンドに出会えたんだ」


そう思えました。


達成感、感謝、苦労、後悔、罪悪感・・色々な気持ちが混ざってしまって。




心置きなくバンドを去ることが出来ました。


ファンの方々本当にありがとう。ありがとう。



茜君から「お地蔵さん」といじられる機会も無くなり

零さんの謎のうぉぉーい!という煽り声も聞けなくなり

皐君の的外れですっとぼけた質問も聞けなくなり

お立ち台に乗っているのに小さい人との罵倒のラリーも出来なくなり



・・・それらが無くなるのがとても残念ではありますが最後までしんみりした空気を敢えて作らず送り出してくれた最高のメンバーの今後の飛躍を心から願っています。



喪に服すという意味で出入り禁止を宣言された僕ですが(笑)今後も彼等のliveを観に行ったりっていうのがやっと出来るので悲しい事ばかりではないと思っています。


きっと「こんな素晴らしいバンドにいたんだ」って思わせてくれると思う。



・・・大丈夫だよね?(笑)よろしく頼むよ?(笑




という訳で皆さん、今後もゴシップを・・・・






よろていやーーー!!




光輝く至高のお地蔵さん 颯