先日の研修で、「発達心理学」のさわりをお勉強しました。
実は教職免許を持ってるんで、昔に「児童心理学」は勉強したはず。
すっかり忘れてしまっているようだけど(笑)

その中にこんな文章がありました。


0歳の時期に抱っこしてもらった子は、安全基地として、母親(もしくは、それに変わる特定の大人)によって、その後の成長に影響を持つと言われています。

この0歳の時期の肌刺激をどれだけ受けたか?が、大事になってきます。

赤ちゃんは抱かれているという触覚刺激により「安心感」という、守られている感覚をその時期に獲得します。この愛情形成はおおよそ2歳くらいまでには出来上がると言われています。


イヌ 人間
1ヶ月 1歳
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
1歳 17歳
1歳半 20歳
2歳 24歳

で、この対比表です。
やっぱり生後2ヶ月までって、とっても大事だなーと思うわけです。

産まれたばかりの子犬は自分で排泄することができません。

母犬が陰部を舐めて刺激することによって排泄します。
舐めるのは陰部だけではありません、身体全体も舐めてキレイにしてくれます。

ちゃんとお母さんが出来てる子の子犬たちは、おっぱい飲んでるか
寝てるかのどちらかなので、ミーミー鳴くことはないんですよね。

たまに、お母さんになりきれなくて、ちゃんとお世話が出来ない子がいるんだけど
その子犬たちは、お腹いっぱいでも結構ミーミー鳴いたりする。
そんなときに、人間が代わりに優しく撫でてあげると安心して寝るんだよ。 
面白いねー、人間と一緒だね。


ちなみにね。
最初はお母さんになりきれない子でも、子犬がちゃんとおっぱいに食らいついてくれていたら
2、3日もするとちゃんとお母さんになるのも、ホルモンの不思議(*^▽^*)


子犬にべったりだった母犬は、生後2週間もすると、手を抜くようになる。
子犬が寝ている間は、ちょっと離れたところで寝るようになって
呼ばれると(泣かれると)、わたわたと戻っていったりする。

生後1ヶ月半ごろから教育的指導が入るようになって、
子犬が4、5ヶ月頃には次のヒートが始まるので
ほぼ子離れしておりまする。

この頃には子犬も、兄弟犬だけではなく他のわんことの関係性も
出来上がってきているので、問題なく犬社会のメンバーとして溶け込んでる。
(あ、人間の世界へ巣立っていった子はまた別ね)


すべてが人間と一緒にできるわけじゃないけど
こうして対比して、見ていくと面白いよ≧(´▽`)≦